高脂肪・高カロリー食が脱毛の原因をつくる

◎高脂肪・高カロリー食が脱毛の原因をつくる
●食肉(牛肉)中心の欧米型食生活は髪トラブルの元
髪の毛を危険にさらし、脱毛や薄毛を招く大きな原因に食生活があります。
逆にいえば、健全な育毛には食生活の改善が必要なわけですが、食生活での大問題は高脂肪・高カロリー食です。
その代表が欧米型の食生活、とくに肉類の摂取です。
「肉食は万病の元」といわれたり、「肉を食べないようにする」ことがさまざまな食事療法の基本になっている理由は、食肉の高脂肪・高カロリーにあります。
そして、肉類のなかでも牛肉が非常に大きな問題を投げかけているのです。
食肉(とくに輸入肉)の多くは、早く成長させるために合成の成長ホルモン剤と抗生物質が投与されており、人工的に飼育されたものです。
こうした肉を食べつづけることで髪の毛にどんな影響が出るか、考えるだけで怖くなります。
いえ、髪の毛だけではありません。
身体にどんな深刻な問題を生じるかわからないのです。
もともと日本人は米やイモ類を主食としてきました。
そのため、欧米人に比べると腸が長く、胃で消化し切れなかった肉は腸のなかで腐ることもあります。
脂質、糖質とともに、タンパク質は私たちに欠かせない3大栄養素の一つですから、動物性タンパク質を摂ることは必要です。
日本人の長い食習慣の歴史を考えれば、そしてその食習慣に培われた日本人の身体的特徴を考えれば、食肉以外からタンパク質を摂るほうが賢明です。
動物性タンパク質は魚介類から、植物性タンパク質は大豆などから摂取するほうが理にかなっているのです。

●合成成長ホルモンや抗生物質は脂肪に蓄積される
脂質(脂肪)は、タンパク質、糖質と並んで3大栄養素の一つです。
身体と髪の毛の健康を考えると、動物性ではなく、植物性のものが望ましいことが明らかになっています。
日本人の体質に、食肉(とくに牛肉)は合いにくいと言えます。
牛肉のなかでも脂身の部分は最悪です。
脂身の危険はまず、合成の成長ホルモンや抗生物質は脂身のところにたまることです。
さらに、欧米人と比較した場合、日本人は肉の脂を消化し、体外へ排出する機能が非常に低い特徴があります。
このため、血液中にコレステロールや中性脂肪が増え、生活習慣病や抜け毛・薄毛の原因になってしまうのです。
杏林予防医学研究所の山田豊文所長は、脂肪類の過剰摂取に警告を発しています。http://www.anjuu.com/cell_kpmi.htm
日本人の食事の変化を見ると、油脂類の摂取が10倍に増えています。
脂肪には大きく分けて動物性食品に多い飽和脂肪酸と植物と魚に多い不飽和脂肪酸があります。
飽和脂肪酸に比べ不飽和脂肪酸は動脈硬化になりにくいという理由で、植物油の使用が奨励されてきましたが、別の問題点が見落とされていました
別の問題点とは、不飽和脂肪酸にはオメガ3系(α-リノレン酸、DHA、EPAなど)とオメガ6系(リノール酸、γノリノレン酸、アラキドン酸)に大きく分けられることです。
オメガ3系は亜麻仁油や青魚に多い不飽和脂肪酸で、オメガ6系は紅花油などの市販の植物油に多く含まれています。
これらの摂取がアンバランスで、オメガ6系の摂取が多いと炎症を起こす物質が多く生成され、アトピーなどのアレルギーにかかりやすくなるのです。
現在の日本人の食生活はオメガ3系を1とすると、オメガ6系が10~100と異常なアンバランスになっています
脂肪は植物性が望ましいといっても、植物性であれば何でもよいというわけではないのです。
加えて、人工植物油のショートニングやマーガリンの原料は植物油ですが、固体化させるために水素を添加しています。
そのため不飽和脂肪酸が、飽和脂肪酸に化学変化させられ、元の性質を失っています。
さらに、マーガリンやショートニング硬化剤は体内で溶けず、血液をドロドロにしたり、毛細血管を詰まらせたりします。
こうなると頭皮の毛母細胞に十分な栄養や酸素が送り届けられなくなり、髪の毛はピンチを迎えます。

●牛肉にはBSE問題もある
牛肉にはBSE(狂牛病=牛海綿状脳症)という危険もあります。
BSEにかかった牛は脳がスポンジ状になり、運動神経の障害を起こして死亡します。
原因は異常プリオン (タンパク粒子)で、羊のスクレイピーや、人間のクロイツフェルト・ヤコブ病などの原因にもなっていると見られています。
BSEに感染しやすいのは子牛のときで、感染して死んだ牛の肉骨粉を食べさせると、ほんの少量でも感染します。
日本でもBSEが発見されましたが、その約半数は子牛のときに肉骨粉を含んだ代用乳で育てられていたといいます。
子牛のときに感染していたと疑われるのですが、発症したのは成長してからです。
人間のクロイツフェルト・ヤコブ病は、狂牛病同様に脳がスポンジ状になり、人格障害や認知症(痴呆症)、統合失調症(精神分裂病)と同じような症状を呈したり、錯乱状態
を示したりします。
そのため、日本からの申し入れにアメリカは生後30カ月以上の牛を対象に検査率を引き上げました。
それでも検査率が低いうえ、脳と脊髄などの危険部位の除去は生後30カ月以上の牛に限定されています。
ただし、牛肉のすべてにBSEの危険があると思われていますが、じつは違います。
私たちが買う牛肉は大半が筋肉の部分で、筋肉は証明できないほどBSEの感染性が低く、BSEに感染する危険はまずありません。
安心されるでしょうが、牛肉が高脂肪・高カロリーであることは間違いありません。
クロイツフェルト・ヤコブ病を発症しないとしても、脱毛症や生活習慣病の引き金になることを忘れないようにしたいものです。

○牛乳や乳製品も無理に摂る必要はない。
●日本人は乳糖を分解できない。未消化の乳糖は腸内細菌のバランスを崩す
「牛乳は身体にいい。とにかくたくさん飲め」と長くいわれつづけてきました。
ところで、牛乳を飲んでお腹がゴロゴロしたり、下痢をした経験はないでしょうか。
牛乳を飲んでこうした経験がある人は、専門的にいうと「乳糖不耐症」です。
アジア人種と黒人のほとんどは、小腸に乳糖を分解するラクターゼという酵素がないか、あったにしても量が非常に少ないために、牛乳を飲むとそうした状態になってしまうのです。
生まれたての赤ちゃんは、牛乳をたくさん飲んでも下痢などしません。
ラクターゼが十分に働くため、乳糖不耐症がないのです。
しかし、成長につれてラクターゼの働きが悪くなり、大人になると牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしたり、下痢をするようになるのです。
乳糖不耐性の日本人の大人が牛乳を飲むと、腸管に未消化の乳糖がたまります。
分解されずにたまる乳糖が、健康の大きな問題になるのです。
頭皮に常在菌がいるように、腸には善玉菌と悪玉菌の腸内細菌が住み着いています。
善玉菌の代表が乳酸菌やビフィズス菌で、悪玉菌の代表が大腸菌やウエルシュ菌です。
普段、善玉菌と悪玉菌はそれぞれの細菌叢をつくってすみわけ、絶妙なバランスを取っています。
しかし、腸管、とくに小腸に未消化の乳糖がたまると、善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れて悪玉菌が増殖し、栄養の吸収や代謝を悪くします。
栄養や代謝の悪化は身体全体の健康に影響を及ぼすほか、皮膚や髪の毛の生理活性機能を衰えさせることになるのです。

●牛乳はただの高脂肪・高タンパク食品にすぎない
牛乳が推奨されたひとつの理由に、カルシウムが豊富ということがあります。
カルシウムは日本人に不足しがちなミネラルですから、「牛乳をたくさん飲んで、カルシウムを大量に摂取しよう」というわけです。
牛乳にはカルシウムが豊富なことは確かですが、重要な点は吸収率です。
じつは、牛乳のカルシウムは小腸の表面で脂肪酸と結合し、吸収がきわめて悪いのです。
ある調査では、牛乳をよく飲むアメリカ人より、牛乳を飲む量の少ない日本人のほうがカルシウムを多く摂取しているというデータがあります。
それを裏づけるように、北欧やアメリカの高齢者の骨折は、日本の高齢者の骨折を4~6倍も上回っているのです。
牛乳を飲んでも、期待するほどのカルシウムは吸収されません。
とすると、牛乳はただの高脂肪・高タンパク食品ということになります。
それでなくとも日本人の食生活は高脂肪・高タンパク化に傾いています。
下痢をしながら牛乳を飲み、肥満、動脈硬化、高脂血症、糖尿病などにつながる脂肪をこれ以上摂る必要がどこにあるでしょうか。
たとえば、骨粗しょう症などの病気を過剰に心配して、好きでもない牛乳をガブ飲みし、おなかの不調を起こし、さらにカロリーオーバーで肥満になるというのは、まったくバカげているのです。
また、牛乳にイオン化カルシウムが添加されたものもあります。
これは腸から自然な形で吸収されるカルシウムと違い、吸収がよすぎるために血液中のカルシウムイオン濃度が異常に高くなります。
そうすると、必要なカルシウムの量をはるかに上回るようになり、本来であればカルシウムが沈着してはいけない場所に沈着するようになります。
これは肩の激痛や腕が上がらなくなる原因の一つと考えられます。
さらに、日本は世界一のダイオキシン汚染国といわれていることです。
ダイオキシンは人類が生んだ最悪の有毒物質で、母乳からもすでに許容量を超えるダイオキシンが、過去に検出されたことがあります。
牛乳の脂肪には、残留農薬などの有害物質が蓄積しやすいものです。
飼料となる牧草や穀物がダイオキシンや農薬などに汚染されていない保証はないのでしょうか。
そのうえ遺伝子組み換えで生産されたトウモロコシが飼料に使われていたりすると、いったいどんな影響があらわれるかわかりません。
カルシウムを摂るのであれば、日本人の体質にあった魚介類で十分。
魚介類であればお腹や腸内細菌の心配もなくカルシウムが摂取できますし、髪の毛にもよい食生活になるのです。

◎コンビニ弁当やファーストフードは健康と髪に悪い化学物質がいっぱい
●味覚障害や精子の激減など、「ファーストフード症候群」を知っていますか?
いまや日本中の津々浦々にコンビニがあり、ファーストフード店があります。
テイクアウト食品を売る店も増えています。
こうした店で食品を買うと調理なしにすぐ食事ができますので便利な存在になっています。
とくに独身男性など、コンビニやファーストフードの食事に頼り切っている人もあると思います。
しかし、身体や育毛のことを考えるなら、最悪の食事ばかりです。
ちょっと厳しい表現をすると、食べる意味がないといっても過言ではないかもしれません。
女性に比べ、男性には食事に無頓着な人が多いもの。
食事について考えることを面倒くさがったり、食事を理論的に真剣に考える人を「細かい人」と思ったりする傾向があります。
とくに独身男性にそうした傾向が強いように思われますが、育毛でよい結果を出すには、偏った食事をまず改善する必要があるのです。
まずファーストフードですが、基本的に材料が安く、産地も不明なものの多いことが現状です。
いまは競争が激化していますから、値段合戦のところがあります。
そうしたところで利益を確保しようとすると、安全性を多少犠牲にしても安い材料を使うことになってしまいます。
食品を揚げる油にしても、化学物質を入れているところがあるといいますし、使われている油が酸化している場合も少なくありません。
また、頻繁にファーストフードを食べていると、味覚障害や精子の激減など、「ファーストフード症候群」といわれる症状を呈することもあります。

●カップめんやコンビニ弁当は、有害化学物質のデパート
ファーストフードより怖いものが、コンビニ食です。
コンビニ食を調べてみると、怖い側面が浮き彫りになってきます。
甘味料、化学調味料、着色料、保存料、酸化防止剤、防腐剤といった化学物質が多く含まれた食品であふれているのです。
たとえば、カップめんです。
カップめんは合成添加物のかたまりの典型的な食品です。
コンビニ弁当も似たようなものです。
コンビニ弁当はコンビニの主力製品で、次から次とオリジナル弁当が開発されて店頭に並びます。
カップめん同様、この弁当も有害化学物質のデパートです。
たとえば、調味料です。これは「アミノ酸等」と表示されていますが、正確には化学物質のグルタミン酸ナトリウムで、アミノ酸ではありません。
グルタミン酸は旨味成分ですが、化学生成のグルタミン酸ナトリウムは、脳に無理にうまいと感じさせます。
無理にうまいと感じさせることは味覚を狂わせるとともに、大脳にもダメージを与えます。
防腐剤も強い防腐剤は使われていないだけで、ソルビン酸などの保存料は使われています。
他にも、合成着色料(クチナシ黄色素、食用黄色4号など)や合成甘味料(カンゾウ抽出物、サッカリンナトリウムなど)などのほか、酸化防止剤(エリソルビン酸ナトリウ
ム、ミックスビタミンEなど)や発色剤(亜硝酸ナトリウム、硝酸ナトリウムなど)といったいろいろな化学物質が使われています。
食中毒を出すと営業停止になってしまいますから、コンビニ側とすれば仕方ない事情もあるでしょう。
しかし、昔に比べ、使われている化学物質の量や種類がましになっただけと考え、食べるのは控えたほうが賢明でしょう。
食べ物は口に入れるもので、私たちの健康や思考力そして生命力を大きく左右します。
健康に悪い影響をおよぼす恐れのあるものは、皮膚や髪にも悪影響を与える大きな危険があります。
早く食べられればよいといった安易な考えが健康を害し、髪の健康も損なって脱毛や薄毛の原因になっていることを忘れないことです。

●化学物質には、添加物同士の反応の危険が確認されていない
コンビニ弁当などの化学物質を指摘すると、こんな反論が聞こえてきそうです。
「化学物質はないに越したことはないが、安全性テストで安全が確認されているはずだ。危険な物質は使用禁止になっている」
この意見はある面では正しいのですが、ある一面ではまったく間違っています。
確かに、安全性テストで安全と確認された化学物質以外は、使用禁止になっています。
しかしテストで安全とされたからといって、安全とは限りません。
安全性テストはひとつの物質に対しておこなわれます。
数種類、あるいは数十種類もの化学物質を体内に取り込んだとき、それらが安全であるというデーダはないのです。
発色剤として亜硝酸塩が使われています。
この亜硝酸塩と魚の匂いの成分であるジメチルアミンが一緒になると、とくに酸性条件でジメチルニトロソアミン (DMNA)という物質ができます。
そこでDMNAがつくられる原因を調べるため、実験がおこなわれました。
最初の実験はネズミを使っておこなわれましたが、ネズミは死にませんでした。
しかし、ウサギを使った実験では、次々に死んでしまったのです。
ネズミとウサギで実験の結果が違った理由は、胃のなかの酸性度の違いです。
ネズミの酸性度は低く、ウサギが酸性度が強いのです。
人間の胃の酸性度は、ウサギに近いものです。
ということは、ウサギと同じ反応が胃のなかで起きていても不思議はないということです。
亜硝酸塩ひとつ取っても、このような危険が潜んでいます。
コンビニ弁当のようなものから複数の化学物質が体内に入ったとき、どんな化学反応が起きるか確認されていません。
考えるだけで恐ろしくなる話です。

①加工食品は買わない
②加工食品を買う場合は、添加物表示の少ない物を買う
③輸入食品は買わない

髪の毛と全身の健康を考えるとき、この3カ条を守りたいものです。

◎砂糖の摂りすぎ、清涼飲料水も髪を傷める
●砂糖は体質が酸性に傾くことを助長する
白砂糖は、体質が酸性に傾くことを助長します。
できるだけ摂取しないようにし、摂るにしても1日70ミリグラムまでとしてください。
とくに間食が習慣になっていて、甘いお菓子や清涼飲料水をよく口にする人は要注意です。
コーヒーや紅茶に砂糖を入れる習慣のある人も、糖分の摂りすぎには十分に気をつけるようにしてください。
砂糖は、原料のサトウキビを精製してつくられます。
原料のサトウキビを精製したものが黒砂糖、それをさらに精製したものが粗糖、そして粗糖を精製したものが一温糖になります。
一温糖は別名を「上白糖」とも呼ばれますが、精製することで不純物を取り除いたために白くなっています。
三温糖は、3回煮詰めて上白糖を取った残りの液糖をさらに煮詰めてつくられます。
あの茶色の色は黒砂糖の色ではなく、加熱の過程で砂糖が焦げた色なのです。
白砂糖と同じく、ミネラル分はほとんどありません。
ただ焦げたためにコクがあり、煮物に向いているということだけです。
では、ミネラル分が豊富で身体によさそうな黒砂糖はどうなのでしょうか?
黒砂糖はサトウキビをロールで押して汁を搾り、それを煮詰めてつくられます。
黒砂糖にはクセがあります。
このクセは自然のものと勘違いしている人もいますが、じつは違います。
砂糖を濾過するとき、純度を高めるために石灰水を加えて不純物を沈殿させます。
石灰水には大量の水酸化カルシウムが含まれていて、黒砂糖のクセはこの水酸化カルシウムによるものなのです。
上白糖や三温糖と比べて黒砂糖は精製度が低く、それだけ水酸化カルシウムが多くなるのです。
水酸化カルシウムが多いというと身体によさそうですが、水酸化カルシウムはほとんど身体に吸収されません。
ですから、いくら大量に含まれていてもまず意味はないのです。

●ジュースなどの合成甘味料はカルシウムを溶かす
ジュースや清涼飲料水には、砂糖のような値段の高いものは使われていません。
こうした飲料には、基本的に合成甘味料が使われていると思って間違いありません。
砂糖だけでなく、果糖や乳糖、ブドウ糖も糖類です。
糖類にはいくつかの種類があり、ブドウ糖や果糖は単糖類、乳糖やショ糖(砂糖)は二糖類、でんぷんや食物繊維は多糖類です。
こうした糖類は胃で消化され、ブドウ糖にまで分解されて腸で吸収されます。
分解・吸収されない多糖類の食物繊維などは、そのまま体外に排出されます。
ジュースや清涼飲料水に入っている合成甘味料は、それ自体がすでに腸で吸収されやすい状態になっています。
子供でも大人でも、習慣的に朝から飲んでいる場合があります。
1日に1リットルも清涼飲料水を飲む子供や大人がざらにいます。
夜更かしすると、朝は食欲がありません。
そこで飲みやすい清涼飲料水に手が伸びてしまうのでしょうが、これは非常に危険です。
最近では、糖尿病の子供が増えています。
この大きな原因のひとつに、清涼飲料水に含まれている合成甘味料の害が指摘されているのです。
また、合成甘味料には、カルシウムを溶かす怖さがあります。
コーラに、鶏の骨を入れて煮るとあの硬い骨がボロボロになり、最後には溶けてしまいます。
鶏の骨は、骨のなかでは溶けにくいもので、犬や猫が食べると胃に刺さって危ないといわれています。
普通の運動をしていて、すぐに骨折してしまう子供も増えています。
これも合成甘味料の摂りすぎによるカルシウム障害が原因と考えられています。
そのほか、合成甘味料には、イライラや不眠症、神経障害、骨粗しょう症になる恐れもあります。
清涼飲料水の危険はまだまだあります。
身体が酸性になる危険です。
人間の血液はph7.3~7.4の弱アルカリ性が理想です。
この値で生命が健康に維持されるのですが、酸性の体質になると生理機能が正常に働かなくなります。
そのためにも清涼飲料水は飲まないようにしなければなりません。

◎髪の健康と育毛には、食環境への注意も欠かせない
●台所用洗剤の化学物質が、食べ物と一緒に体内に入る危険がある
「手にやさしい」が台所用洗剤のキャッチフレーズになり、ほとんどが中性洗剤になっています。
本当にやさしいかどうかを見てみると、主成分はほとんど変わっていません。
では、何がやさしくなったのかといいますと、以前のものより毒性がましになったという意味としか考えられません。
従来の半分の量できちんと汚れが落ちるコンパクト洗剤が増えています。
このコンパクト洗剤には、危険な合成界面活性剤が従来品の2倍も含まれています。
半分の量でこれまでと同じように汚れが落ちるのは当たり前なのです。
しかし、これら台所用の中性洗剤は、石鹸と比べても、皮膚への刺激性も環境への影響も明らかに大きいものです。
台所用洗剤で、湿疹(主婦湿疹)が起きたり、手がアトピー性皮膚炎のようにただれたりする人もいます。
これらの台所用洗剤で調理具や食器を洗いますが、洗剤中の化学物質はすすいでも容易には落ちません。
そうなると調理具や食器についた化学物質は、食べ物と一緒に私たちの体内に入ってくることになります。
化学物質は肝臓で解毒処理されますから、肝臓への悪影響が非常に心配になります。
また、大半の台所用洗剤には、アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム(AES)という合成界面活性剤が含まれています。
このAESをネズミに体重1キログラム当たり1.8グラム経口投与すると、半数が死亡したという驚くべき実験結果もあるのです。
ちなみに、石けんを体重1キログラム当たり10グラム経口投与しても、死ぬことはありません。
このことは、急性毒性が少なくとも石鹸の5倍以上であることを示しています。
台所用洗剤は、私たちが口に入れる料理をつくる調理具や食べ物を盛る食器を洗うものです。
いくら育毛によい食事を心がけても、皮膚から吸収されたり、食器に付着したりした台所用洗剤の化学物質が体内に入り、その結果として内臓や髪の毛に悪影響を及ぼすこ
とは十分に考えられます。
台所用洗剤を選ぶときは、十分に注意することです。

●アルミ製の鍋ややかんなどからは、アルミニウムが溶け出す
台所用洗剤と並んで、食の環境では、調理用の器具や道具にも注意したいものです。
たとえば、アルミニウムの鍋ややかん、フライパン、それにアルミ箔などです。
アルミニウムは、酸でもアルカリでも溶けてしまいます。
だから、調理にこうした器具や道具を使うと、料理のなかにアルミニウムが混入し、私たちはアルミニウムを体内に取り入れることになります。
アルミニウムが体内に入ると、骨中のカルシウムを流出させます。
さらに、胃痛や消化不良、胃潰瘍などの胃腸障害、腎臓障害、アルツハイマー型の認知症(痴呆症)などでアルミニウムの害が盛んに指摘されているほか、すい臓病の原因としても疑われています。
アルミニウムは伝導体ですから、脳に蓄積されると非常に危険です。
私たちの脳は微量の電気信号で情報を伝達しています。
アルミニウムが脳に蓄積されると情報の伝達が乱れ、行動記憶力に異常が発生するからです。
また、髪の毛にもアルミニウムでの軟毛化弊害が確認されていますので、アルミニウム製品の使用は十分な注意が必要です。
そして、アルミ缶のビールやジュース類、アルミ箔で包装されたチョコレートなど、これらを飲んだり口にしたりすると、アルミニウムが体内に入る危険性が考えられます。

●ビスフェノールAを含むプラスチック製品にも要注意
食の環境では、プラスチック製品にも要注意です。
プラスチック製品から有害な化学物質が体内に入ることは考えにくいかもしれませんが、ポリカーボネート製の食器など使われるプラスチックには、ビスフェノールAという物質が含まれています。
ビスフェノールAは、環境ホルモン物質としても認定を受け、女性ホルモンのエストロゲンのような作用を起こします。
たとえば、妊娠中の母ラットにビスフェノールAを与えたところ、生まれた子ラットの脳ではセロトニンやドーパミンといった脳内情報伝達物質が減少していたという報告があります。
人間でこれらの物質が不足すると、うつ病や統合失調症(精神分裂病)、それにパーキンソン病になりやすいといわれています。
このビスフェノールAは、70℃前後の温度で溶け出し、体内に吸収されます。
ですのでビスフェノールAは、熱湯だけでなく、電子レンジの使用にも注意が必要になります。
ポリカーボネート製の容器に食品を入れたまま、あるいはラップをかけたまま電子レンジにかけないようにしたほうがいいでしょう。
容器に用いられているスチレン樹脂にもスチレンモノマーやスチレンダイマーといった有害物質が含まれています。
スチレンモノマーやスチレンダイマーは環境ホルモンの誘発が疑われている危険な物質で、電子レンジなどの高温にさらされたとき、スチレンが溶け出すことが報告されています。
まだスチレン樹脂の容器を使っているカップめんもありますし、コンビニ弁当の容器はほとんどがスチレン樹脂です。
コンビニ弁当を買うと、ほとんどの人は備えつけの電子レンジで加熱します。
すると、容器からスチレンが溶け出すことは容易に想像できます。
こんなところからも有害な化学物質を体内に取り入れ、全身の健康と髪の健康を損なっている可能性があるのです。

この記事を書いた人
狭山清美

毛髪診断士、管理栄養士、フードコーディネーター
1984年生まれ。さいたま市出身。2児の母。
大妻女子大学管理栄養士専攻コースを卒業後、管理栄養士資格を取得。
健康食といわれる和食の利点を活かしつつ毛髪効果のある「和料理」を提唱する。趣味はマンガ(ワンピース)。

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