こんなにある女性の脱毛原因

無理なダイエットをしていませんか

若い女性に脱毛が増えている?

雑誌やネット上では、女性の薄毛・抜け毛に関する情報がよく取り上げられるようになりました。

その要因の第一に上げられるのが、ダイエットです。

よく健康的なダイエットと言われます。

1ヶ月に1~2キロ、摂りすぎていた栄養分を控え、必要なものをバランスよく摂りながら徐々に、健康的に痩せるなら問題はありません。

問題なのは、ダイエットという名目の「疑似栄養失調」です。

朝食と夕飯を抜き、昼には少しの野菜を食べるだけ。

また、ダイエット食と称するもののみ口にする。

「食べないのが一番手っ取り早いダイエット法よ」

と幾日も食べない状態が続いたりもします。

私たちの体には必須の栄養分があります。

たんぱく質、炭水化物、ビタミン、ミネラル……、余分な脂肪を落とすために食事制限するのはいいのですが、それが極端なものであったり、長期にわたる場合、私たちの生命を維持するために必要なこれらの栄養分まで奪ってしまうことになるのです。

そんなとき、髪の毛や頭皮の状態はどうなるでしょう。

体への栄養の不足は、当然、皮膚の末端である髪の毛にも影響が及びます。

無理なダイエットが、最近急に増えてきた女性の薄毛や脱毛を引き起こしているとしたら……、

 

栄養のバランスは整っていますか?

無理なダイエットによる栄養分の不足は、体だけではなく、髪にとってもかなりのダメージを与えます。

逆に、栄養が過剰になっている場合も、髪は同様に正常ではいられなくなります。

欧米化した私たちの食生活は、魚が肉に変わり、ごはんがパンにとって変わられ、野菜はおひたしからドレッシングたっぷりのサラダに変化しました。

海草はせいぜい味噌汁の具にするくらい。

こうした欧米化された現代の食生活は、私たちにさまざまな置き土産を残していったのです。

動脈硬化、高血圧、心度病、肥満など、いわゆる成人病の増加は、私たちの食生活がおおいに関係していると言われています。

肉やバターなどの動物性たんぱく質、脂肪は高たんぱく、高カロリーです。

食べ続けることによっ性的なカロリーオーバーを余儀なくされる食生活。

成人病の原因は、動物性脂に含まれるパルミチン酸、ステアリン酸などの働きによるものだと言われていますが、それらを多量に、あるいは継続的に摂取することによって、結果、私たちの体はいたるところに歪みを抱えこんでしまったのです。

食生活の見直しは、もはや必然と言えるでしょう。

健康の歪みは、髪の毛や頭皮にも顕著に現れてきます。

心臓病や高血圧、動脈硬化という病気は、脂肪酸が血管に付着し、血液を汚し、血流を滞らせることによって起こります。

それが髪の毛を作り出す毛母細胞に影響を与えないわけがありません。

栄養は滞り、細胞は増殖機能を停滞させてしまいます。

髪の老化が早まるのも当然と言るのです。

年齢的な老化を待たずに、若い人の間に脱毛が増えていること、ハゲないと言われてきた女性の薄毛が増えてきたこと、子供たちの間にもこうした傾向が現れはじめていること。

こうした現実は、確実に食生活の見直しを促しているのです。

 

ストレスをため込んでいませんか?

男性たちには伺い知ることのできないストレスを、頑張ろうとすればするほど、女性たちは受けているのかもしれません。

最近では共働きの女性も増えました。

仕事への責任と妻としての役割。

さらにお子さんを育てながら働くとなると、これは想像以上に大変なことだと思います。

ご主人と家事、育児を分担する新しいファミリー形態も増えつつありますが、やはり精神的なプレッシャーは大きいに違いありません。

また、育児に悩み疲れる女性も多いと聞きます。

核家族化が進み、育児の悩みを相談したくてもまわりには誰もいない。

必要以上の不安を一人で抱えこんでしまうお母さんも多いようです。

ご近所つき合い、子供の成長への不安……、少子化時代であればなおのこと、向き合う対象の一挙手一投足が、不安を誘うことも あるのでしょう。

ストレスを受ける環境は、極めて個人的なものです。

100人には100の原因によるストレスがあるといってもいいかもしれません。

なぜだかはわからないけれど、ただ漠然とした不安を感じることもあるでしょう。

物質的に満たされた世の中では、得てして心の満足をどこに求めていいのかを見失ってしまうことがあるようにも思えます。

言い換えれば、目的意識の欠落とも言えるのでしょうか。

女性たちを取り巻く環境は、ストレスとは無縁ではいられません。

悩みを抱えこむ度合は人によってまちまちでしょうが、強いストレスを受けたり、長期間続くようなことがあれば、私たちの体には確実になんらかの変化が現れます。

心と体が表裏一体の関係にあることはすでにご存じとは思いますが、心に受けた痛手は、ある人は頭痛や吐き気、めまい、動悸、肩こりなど、不定愁訴と呼ばれる症状となり、またある人には胃痛となって現れることもあるでしょう。

こうした影響は、多くは自律神経とホルモンに関わっていると言われています。

人間の心と体が一連の機能として正常に働くためには、自律神経が大切な役割を果たし、さらに自律神経はホルモンと密接な関係をもっているからです。

この両者は微妙にバランスを保ちながら正常な働きを維持しています。

もしこのバランスが崩れ ら ……

もちろん、体の一部である髪の毛にもその影響は現れます。

自律神経は、血管を包むように分布しています。

その神経が血管を収縮したり拡張したりして、血液の流れを精妙にコントロールしています。

血液は私たちの体の各臓器に栄養分や酸素を送り届けていますから、この流れがスムーズに行われなくなると、さまざまな障害が起こります。

頭皮もその例外ではありません。

例えばストレスに自律神経が反応して、頭皮の血管が常に収縮ぎみだったらどうなるでしょうか。

髪の毛に必要な栄養はすべて血液が運んでくるわけですから、毛根に栄養を運ぶ血液の絶対量は少なくなります。

原材料の栄養が不足してはまともな髪の毛が作られないのも当然。

髪の再生は容易に行われず、生えてきても貧弱な髪の毛になってしまいます。

一方ホルモンは、体を作っている各細胞の活動を刺激して一定の変化を与え、体全体の機能の働きを調整する役割を果たしています。

ホルモンには脳下垂体ホルモン、甲状腺ホルモン、性ホルモンなどがあり、いずれも私たちの体で製造・分泌されています。

これらが有機的に人体の各機能をコントロールしているのです。

なかでも脳下垂体ホルモンは、大脳の真下にあるため、外界の刺激や精神的な衝動などに鋭敏に反応して、他のホルモンにも大きな影響を与えています。

この脳下垂体に異変が起こると、成長ホルモンに影響を与え、わき毛や陰毛などの発育が悪くなったり、薄くなったりします。

また、甲状腺ホルモンの機能が低下してくると、髪の毛は柔らかくなり、やせ細ってうぶ毛のようになってくると言われています。

機能低下が続けば、頭髪全体が薄くなるのは、当然なのです。

髪の毛のトラブルはさまざまな要因が絡みあって起こりますが、ストレスがそれに占める割合は、考えている以上に大きいのです。

自律神経やホルモンの分泌異常によると思われる薄毛や脱毛が、年々増えてきているという現実が、それを証明していると言えるでしょう。

 

たばこが髪に及ぼす害を知っていますか?

たばこが健康によくないことは、すでに世界的な常識です。

健康に悪いのですから、髪に与える影響も当然起こるわけですが、明らかに、目に見えてその影響が現れるわけではないので、軽く考えられているのも当然かもしれません。

しかし、その影響は確実に髮を痛め、薄毛や脱毛の遠因になっていくことは間違いのない事実なのです。

たばこにはニコチンやタールなどの物質が含まれています。

その物質は肺の中に付着して酸素交換を悪くします。

酸素の供給が悪くなればどんなことが起こるでしょう。

当然、酸素の供給と共に各器官へと送られる栄養分も不足していきます。

末梢血管への供給は、さらに難しくなってしまいます。

髪の毛を生やすために重要な役目を果たしている毛根は、さらに厳しい状況にあるといっていいでしょう。

髪は色つやを失い、次第にパサついてくるのは当然のことなのです。

たばこを吸っていると顔色が黒ずんできたり、肌がかさかさしてきますが、髪の毛もまったく同じ状態にあります。

これは喫煙している人に限りません。

たばこの煙りを吸っているだけ、紫煙たなびく環境にいるだけでも同様のことが起こってきます。

たばこの不完全燃焼によって生じた一酸化炭素によって、毛表皮が破壊され、水分が奪われてしまうからです。

たばこはまた、胃腸の機能にも影響を与えます。

よくたばこをやめると食事がおいしいと言われますが、言い換えれば、たばこを吸っているために胃腸の機能が停滞しているからとも言えます。

胃腸障害は消化不良、便秘を招きます。

肌荒れももちろんですが、髪の毛も同じ状態です。

喫煙習慣が長ければ、やはりかなりのダメージを受けてしまうことは間違いのない事実と言わなければなりません。

 

食生活に注意を払っていますか?

コンビニエンスストアは、24時間レトルト食品を売り、スーパーでも出来合いの食品売り場はかなりのスペースを占めるようになりました。

手間がかからないのは何よりの「便利」です。

毎食、インスタントやレトルト食品ばかり食べていると、それらに含まれている有害物質は、長年にわたって体内に蓄積され、内臓諸器官を形成する細胞に悪影響をもたらします。

その影響は、当然一連の連鎖で髪の毛にも敏感に反映してきます。

その影響の一つにあげられるのが、かつて日本人にはほとんど見られなかったちぢれ毛が、最近とみに増えてきているということです。

ちぢれ毛は、毛根部が直毛とは形態的な違いをもっています。

直毛は真っ直ぐな形をしているのに対して、ちぢれ毛はゼンマイのようにくるりと毛根が丸まっています。

民族的遺伝ではないかといわれているそのちぢれ毛が、いま日本人の間に増えてきているというのです。

わが国ではある時期を境にして、突然変異奇形細胞という異常な細胞を持つ若者が増えてきました。

その若者に共通しているのが萎縮毛、つまりちぢれ毛です。

インスタント食品は、私たちに便利さと時間を与えてくれました。しかし同時に、 体にはいろいろな悪影響を与えていることは否めない事実と言えるでしょう。

便利さにかたよった食事は、やはり見直すべきと言えます。

食事は毎日、毎食のことですから、時には手抜きしたいという気持ちが起こるのも当然でしょう。

時間に追われて働いていると余計にそう思うかもしれませんね。

なにがなんでもインスタント食品を生活のなかから排除しなくてはいけないとは言いませんが、少なくとも、健康のため、ひいては髪の毛を健康に維持するためには、食生活をもう一度見直してみる必要はあるでしょう。

 

出産後に起こる脱毛は心配ありません

女性にとって、出産は人生における一大事業です。

おなかの中に宿る小さな命は、おかあさんからどんどん栄養を受けとって日に日に大きくなっていきます。

そして出産。

「お産したとたんに抜け毛が多くなってしまったんです。頭頂部がなんとなく薄くなってきたみたいで………心配なんです」

出産後は確かに、大量の脱毛が起こりますが、しかしこれは自然の摂理による脱毛で、まったく心配のないものです。

なぜなら妊娠中の母体は、赤ちゃんを育てるためにふさわしい変化をしますが、それが無事に終わるとまた元どおりの機能に戻っていくからです。

妊娠中は女性ホルモンの分泌が活発になります。

髪の毛はその影響を受けて、一時的に本来の毛周期のリズムを変化させます。

通常なら、休止期を向かえた髪は抜け落ちていく運命をたどりますが、妊娠中は女性ホルモンの影響で、活動期を延長させてそのまま成長を続けていきます。

そして出産後、女性ホルモ は通常の働きに戻ります。

そうすると今まで活動期を延長させてきた髪はいっせい 休止期に入ります。

一度に大量に抜け落ちていくのはそのためなのです。

出産後の抜け毛は、言ってみれば自然の摂理。

たんぱく質 やカルシウムなど、出産養を十分に補給していれば、髪の毛もいずれ正常な状態を取り戻します。

しかし、たるんだおなかを引き締めようとダイエットすれば、過剰脱毛は起こり得ます。

 

頭皮温度の低下を生む生活習慣の乱れ

若い女性の間に切れ毛、薄毛、脱毛や髪が茶色く変色するなどのトラブルが増えている原因をさまざまに考えていくと、食生活の乱れもさることながら、生活習慣の乱れが与える影響も、非常に重要と言えます。

女性ですから、その悩みの度合は男性の比ではないように感じられます。

髪のトラブルにはいろんな要因が複雑に絡みあっていますから、原因を特定することはできません。

しかしそのなかでも特に、髪にとって波及的に悪影響を及ぼしているのではないかと考えられるのが、生活習慣の乱れなのです。

言い換えれば、夜型の生活をしている人で、睡眠不足や睡眠時間のずれている人が、髪のトラブルに見舞われやすいということです。

医学的なデータによると、よく眠れない、朝の目覚めが悪いと感じるなど、睡眠障害を起こしている人は2千万人くらいいると言われています。

ただしこれは自覚症状がある人の数字ですから、実際にはもっと多いと思われます。

人間の体、特に女性の体は、潮の満ち引きや月の満ち欠けに関係していると言われています。

昼と夜のリズムも同じです。人間の細胞は昼に活動し、夜に休息します。

このリズムはどんなに長い間、昼と夜の生活が逆転しようと、その摂理によって変わることはありません。

つまり、朝日が昇って起き、夕日が沈んで寝る、そのリズムが人間の体には一番自然なのです。

「8時間ぐっすり寝てもだめなのかしら?」

基本的な睡眠時をクリアしていれば大丈夫ではないのかという疑問はごもっともですが、人間の体はそう簡単には作られていないようです。

人間の体には、生物時計という体内時計が備わっていて、午前0時から4時までの間は、血圧が下がり、自律神経の副交感神経の働きによって眠りに入りやすい状態になります。

その時間帯のなかでも、睡眠がもっとも深くなる時間帯は12時から2時の時間帯です。

昼間働いていた交感神経が副交感神経に入れ替わり、その副交感神経が一番効率よく働く時間、それが12時から2時までの間ということです。

副交感神経は、昼間働く交感神経を休ませ、その間に体の機能を動かしている神経です。

この神経が働きだすと成長ホルモンが分泌されて 、血圧が下がり、白血球の数もグンと減って眠りに入りやすい状態になるのが、体内時計といわれる人間に備わった不思議な機能なのです。

ですから、この間に起きて活動するということは、大変なエネルギーが必要になります。

そのため神経は消耗し切った状態を余儀なくされてしまいます。

その結果、安眠を得るための副交感神経の機能低下が起こります。

眠りについても、交感神経の緊張状態はそのまま持続していますから、当然の帰結として、深い眠りを得ることができません。

こういう状態が何日も続くと、私たちの体はどんな反応を示すでしょう。

体は安息を得られませんから、血液の流れが滞ってきます。

また、男性型のホルモンが過剰に分泌されるようになります。

そのため血管内には、中性脂肪が増えてしまい、体の臓器に栄養分や酸素を運ぶ重要な役割をしている血液の流れは、ここでさらに疎外されてしまうことになるのです。

その影響はまず、体温の低下となってます。

人の体温の平均はだいたい36.5度ですが、血液の流れが滞ると、1~2度は下がってしまいます。

体温の低下は、体の各細胞が活性化せず、新陳代謝も円滑に行われない状態と言い換えることができます。

そうなれば顔色も悪くなり、肩こりが起きたり、疲れやすくなります。

頭皮にも当然の影響は現れます。

通常、健康な髪を維持している状態の頭皮の温度は、だいたい31~33度くらいですが、体温の低下にともなってその温度は下がっていきます。

髪にとって血液の潤沢な流れは欠かせません。

髪を作り育てる毛母細胞の活性には、血液が運んでくる栄養分は重要だからです。

生活習慣の乱れ、つまり、睡眠不足やその時間帯のズレは、こうして頭皮と髪の毛にトラブルを呼びこみます。

たかが睡眠不足とあなどってはいけません。

薄毛・脱毛に悩む女性の頭皮の温度は、たいていの場合30度を切っています。

かなり進んだ人になると、頭皮の温度は27~28度しかありません。

睡眠障害だけでも、薄毛や毛の細りは確実に起こってしまうのです。

 

内臓諸器官を痛めつける睡眠不足

睡眠障害はさらに、髪の毛にとって好ましくない状態を作り続けます。

十分な眠りが不足してくると、私たちの体は新陳代謝を滞らせていきますが、毎日の生活は、そう簡単に休息を許してはくれません。

睡眠不足で仕事に向かい、神経を使います。

交感神経の過剰労働はしだいに極限に達していきます。

ストレスは免れないでしょう。

緊張感の持続はさらに自律神経を侵し、さらにホルモンのバランスの崩れへとつながっていきます。

ストレスが 髪にとってかなりのダメージを与ますが、精神的に受けたダメージと同じくらい、体そのものが作り出すストレスは髪を痛めつけているのです。

また、活性化を失った体は食欲の減退にもつながります。

疲れ切ったときや仕事などで徹夜した朝は、何となく食欲がないといった経験はどなたにもあるでしょう。

第一食欲がないときは、何を食べてもおいしいとは感じませんよね。

通常、お腹が空いたとか、食べ物を見ておいしそうだと感じると、それは脳へと伝わり、さらに脳から胃へ消化酵素を出すように命じます。

食欲のないときには、分泌する回路が元から絶たれているわけですから、消化酵素は出てきません。

食べた物は消化されず、胃から腸へと素通り状態。

結果は下痢となって現れてくるのです。

あるいは逆に、眠らない神経が便秘の原因にもなります。

これが一時的なものであればまだいいのですが、それが続くといろいろな症状が起こりうることを考えなくてはなりません。

正常な栄養分の摂取が行われないわけですから、当然髪の毛には、マイナスの作用しかないと言えるでしょう。

 

髪の健康は快眠 から

体内時計という、不思議な機能を司っているのが、間脳にある視床下部というところ。

ここには多数の神経核が集まっていて、お互いに情報交換をし、活動、休息、代謝、内分泌、自律神経などの調節をしています。

体内時計の機能は、その神経核の一つが司っています。

また視床下部は、消化・吸収、ホルモンの代謝、血管の循環、食欲、性機能などと深く関わっていることはすでにわかっていますが、体内時計は、それらすべての調節役を担っているらしいのです。

人間の体にはそもそも、1日約25時間の生物時計が備わっていると言われています。

その時間は外界からの刺激を受けることによって、24時間 周期に調節される仕組みになっています。

その調節をするのが体内時計です。

外界からの刺激を「同調因子」と言い、刺激を受けて調節するしくみを「同調機構」と言います。

つまり、体内時計は午前0時から4時までの間に、外界からの刺激を調節する同調機構』を働かせているのです。

夜更かしをし、眠るときに眠らない生活は、すなわち体内時計の調節を狂わしてしまいます。

体内時計は視床下部の機能を調節していますから、この狂いは単に、睡眠障害を起こすだけではありません。

人間の生存に関わるさまざまな機構にも、重大な影響を与えてしまうことにもなるのです。

こう見てくると、健康の基本は、ちゃんとした時間帯で、きちっとした睡眠をとること。

そう断言してもけっして過言ではありません。

快い睡眠をとり、おいしく食事ができ、心地よく排泄する。

そしてそれが、髪のトラブル解消の最大のカギになると言って差し支えないと思います。

ここでもう一度、基本の生活を振り返ってみる必要があるのではないでしょうか。

生活を夜型から朝型に変えてみるのです。

できれば夜10時にはふとんの中に入り、遅も11時には眠りにはいる。

そのかわり朝は5時でも6時でも、早く起きてみる。

朝早く起きると体温は上昇します。

たとえばジョギングなどで体を動かすと、さらに体温は上昇します。

すると食欲もわいてくる。

朝食事がおいしく食べられれば、体の細胞は活性化してきます。

排便もスムーズになります。

また、気分も活動的になり、明るくなり、それまで感じていたストレスもなくなります。

自律神経やホルモンも、正常な働きを取り戻すようになるはずです。

こうした習慣が身につけば、必ず髪の悩みは解消されます。

ところが一言で快眠・快食・快便。といっても、現代生活のなかではそう簡単ではありませんね。

仕事柄、たとえば看護士さんなどは夜勤は免れませんし、仕事がたてこんでくると徹夜にならざるを得ない職業もあるでしょう。

しかし、そんな状況のなかでも、極力努めて、朝型に切り替えるように考えていただきたいと思います。

夜遅くまで残業を続けるのではなく、朝早く起きて仕事をかたずける。

そんな努力は、時間の規制がないかぎりは可能なはずですから、ぜひ実行しましょう。

そして若い女性の方には、女性の薄毛が急増しているという現状を踏まえて、まず午前0時から4時までの睡眠の大切さを知っていただきたいと思います。

この記事を書いた人
狭山清美

毛髪診断士、管理栄養士、フードコーディネーター
1984年生まれ。さいたま市出身。2児の母。
大妻女子大学管理栄養士専攻コースを卒業後、管理栄養士資格を取得。
健康食といわれる和食の利点を活かしつつ毛髪効果のある「和料理」を提唱する。趣味はマンガ(ワンピース)。

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