[解説]脱毛の種類と、その原因・対策

抜け毛と薄毛の対策

男性型脱毛(若ハゲ)の特徴

男性ホルモンは皮脂分泌を促進しますから脂漏性になりやすくこの過剰の皮脂が毛母細胞の働きを抑制し、5アルファレダクターゼという酵素により若ハゲが起こると考えられています。

皮脂の過剰分泌は動物性脂肪を多くとったり、ストレス、夜更かし等によっても起きます

男性型脱毛の手当法はこの過剰の皮脂分泌を抑える食生活や生活のリズムを正し、毛乳頭の周りの過剰の皮脂をとれば予防ができますし、回復も可能です。

しかし余りに長い間、毛母細胞の働きが抑制されていますと、元のように毛母細胞が活性化するのが時間が掛りますし、回復の状態は育毛ケアをしてみないと分かりません。

育毛技法の決め手は、第一にいかに毛乳頭の周りの過剰皮脂をとるかです。

この皮脂が有るかぎり、血液の流れはスムーズに行かず、したがって毛乳頭へ栄養分も行かないことになり、例え育毛剤をイオン導入法で塗布したところで、細胞が衰えてしまうのです。

しかも、この皮膚の中の皮脂はそう簡単にシャンプー位ではとれるものではありません。

遺伝だと言われ、諦めねばならなかった若ハゲは、確かに回復には期間と努力がいりますが、定期的に過剰皮脂をヘアケアをしていけば回復に向かいます。

ただ問題は、既に髪が何年もない状態で毛母細胞がどこまで退化しているかです。

早期薄毛状態ならばお早目の育毛ケアをお勧めします。

[脱毛の種類別]その原因と有効な対策

抜け毛、脱毛の状態を見れば、それを引き起こした原因は容易にわかります。

そこで抜け毛、薄毛の状態から、その原因を探り、解消していく方法を見てみましょう。

円形脱毛症

この症状は突然、なんの前ぶれもなく訪れます。

ある日鏡を見ると、百円玉大の脱毛が。

痒いとか痛いとかいった症状もありませんから、発見したときは、なぜ?と愕然とした思いにとらわれます。

一カ所だけにできるものを単発性円形脱毛症と言い、 数カ所にできるものを多発性円形脱毛症と言います。

主に側頭部に発生し、たいていは一カ所だけの単発性のものですが、なかには後頭部の襟足に近い部分にも起こります。

円形既毛症の原因は、医学的にはまだ解明されていませんが、精神的ショックやストレスなどが原因で起こる場合が多いようです

自律神経の機能が低下し、頭皮に送られるべき栄養が、血管の委縮によって疎外されるからではないかと考えられます。

神経の緊張・萎縮する原因を取り除くことができれば、このタイプの脱毛症は治ります。

しかし、これはそう容易なことではありません。

特に女性の場合は、突然の強いストレスには無防備であることが多いように思われます。

神経の緊張を生む原因は、人それぞれです。

恋愛問題、結婚問題、育児ストレス、夫への不満など。

また、子どもの間にも円形脱毛症は増えはじめていますが、受験勉強のプレッシャー、友達関係の悩みなどが原因となっているようです。

びまん性脱毛症

このタイプの脱毛は、若い女性の間によく見られます。

円形脱毛症と同じく、突然起こります。

円形脱毛症がくっりきとした百円玉大なのに対して、びまん性のものは、境界線がはっきりとせず、全体に抜けていくか、虫食い状態 から、徐々に広がる傾向をもっています。

食生活の乱れと、神経過労などによる甲状腺からの男性ホルモンにかわるものの過剰分泌が原因ではないかといわれていますが、円形脱毛症同様、はっきりとした原因は特定されていません。

しかし、びまん性で抜けた毛根には、細くなり、分裂して断毛しているものや、ところどころが委縮してくびれているという特徴があることから、血液や栄養分の供給が一時的に停止したり、ふたたび再開したりをくり返していることが考えられます。

ダイエットしたり、それに挫折してふたたび食べ始めたりという食生活の乱れは、当然推測されます。

女性特有の生理の問題も絡んでいるかもしれません。

いずれにしても、その原因の多くは精神的なものと考えられますから、回復への第一歩は、生活のリズムを規則正しくすることと、ゆったりとした気持ちを持つように務めることが大切です。

瘢痕性脱毛( はんこんせいだつもうしょう)

このタイプの脱毛は他の脱毛と違い、やけどやけがによって、頭皮の表面が傷つけられた跡が残っているために起こっているものです。

やけどやけがの程度によって毛の再生が可能かどうかがわかれます。

毛乳頭や皮下組織に損傷がない場合は再生可能ですが、損傷がある場合は、残念ながら髮の再生はありませんが、小さい場合は、美容形成手術で、驚くほど傷痕を小さく、わからなくすることができます。

批糠性脱毛症(ひこうせいだつもうしょう)

フケが大量に出て起こる症状を批糠性脱毛といいます。

乾いたフケが特徴で、抜け落ちた髪の毛の毛根部の先が、おたまじゃくしのしっぽのようにヒョロっとしています。

健康なを持った人でも、新陳代謝がくり返されているわけですからフケは出ますが、この脱毛の場合は、乾いたフケが大量に出てしまうために起こります。

密着度の高い毛根外壁と内毛幹鞘の間にフケがはいりこんで徐々にはがし、進行すると毛根部にまで達します。

乾いたフケが出て、毎日のブラッシングやシャンプーでどんどん抜けていくようなら、このタイプの脱毛が疑われます。

このタイプの髪は、いわゆる不健康な髪です。

毛の生え代わりがだんだんと細くなり、そのうちに全体が薄くなってしまう危険があります。

複合的な原因が考えられますが、体のどこかが歪んでいる可能性もあります。

毎日の食生活を見直し、健康に留意する必要があるでしょう。

脂漏性脱毛

このタイプの脱毛は皮脂の分泌が過剰で、毛根部がベタッとしたフケで覆われています。

それが毛根を包む毛嚢(もうのう)の中にたまって、毛の固着力を弱めて脱毛へと導きます。

この場合も毎日の抜け毛が徐々に多くなり、髪全体が薄くなっていきます。

原因としては、脂っこいものが好きだったり、動物性の食品を過剰にとっていることが考えられます。

野菜を多く摂り、植物性の食品を中心とした食生活に変え、規則正しい生活をする努力が必要でしょう。

 

この記事を書いた人
狭山清美

毛髪診断士、管理栄養士、フードコーディネーター
1984年生まれ。さいたま市出身。2児の母。
大妻女子大学管理栄養士専攻コースを卒業後、管理栄養士資格を取得。
健康食といわれる和食の利点を活かしつつ毛髪効果のある「和料理」を提唱する。趣味はマンガ(ワンピース)。

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