- 白髪改善生シャンプー・白髪予防する生シャンプー|おすすめクリームシャンプー5選
- クリームシャンプー(白髪改善シャンプー)は白髪に効果はある?口コミまとめ
- 白髪になる原因とは|白髪改善シャンプーや予防シャンプーを買う前の予備知識
- 黒髪が生えてくるメカニズム
- ヘアサイクル(毛周期)について
- 白髪の原因は活性酸素だけではありません
- (原因別)頭皮の老化に有効な対策や成分
- 白髪改善に特化した新成分、メリタンとは
- 白髪対策のために開発されたクリームシャンプー(白髪改善シャンプー)
- クリームシャンプー(白髪改善シャンプー)にはデメリットはない?ある?
- クリームシャンプー(白髪改善シャンプー)の使い方|白髪が減る生シャンプーの使い方
白髪改善生シャンプー・白髪予防する生シャンプー|おすすめクリームシャンプー5選
後ろ姿の年齢を若く見せるには、髪の美しさを維持するのがポイントです。
合成界面活性剤フリーのクリームシャンプーに変えることで、白髪を減らすことができたら嬉しいですよね。
「美しい黒髪を取り戻して女性の魅力を高めたい!」と願うあなたにおすすめの、クリームシャンプーを5つ紹介します。
5つの商品は、次の3つのポイントに注目して選びました。
髪のツヤを取り戻せる成分が入っているか
頭皮の健康を促す成分が入っているか
黒髪KAMIKAオールインワンシャンプー
商品名 黒髪KAMIKAオールインワンシャンプー
容器のタイプ ポンプボトルタイプ
容量 400g
通常価格 5,800円
初回定期価格 1,980円
(定期期間の縛りなし)
白髪対策成分:ヘマチン、メリタン
頭皮のニオイケア&髪の潤い成分:マコンブエキス、海塩
抜け毛やフケ、かゆみ予防成分:ゴボウ根エキス、オドリコソウエキス、ローズマリー葉エキス 、ニンニク根エキス、アルニカ花エキス、セイヨウアカマツ球果エキス、セイヨウキズタ葉/茎エキス、オランダガラシエキス、ローマカミツレ花エキス
パサつき乾燥予防成分:フルーツ幹細胞エキス、蜂蜜、ケブカワタ種子油、ヒマワリ種子油、アルガニアスピノサ核油、イソステアリン酸水添ヒマシ油
白髪ケアができるヘマチンやメリタンをはじめ、白髪染めで水分が抜けがちな髪に潤いを与える成分が入っています。
白髪が気になってきた人や、白髪を予防したい人におすすめしたい白髪改善シャンプーです。
黒髪KAMIKAオールインワンシャンプーの公式サイトから定期購入すると、初回1,980円で入手できます。
お出かけ前にサッと白髪を隠せる『KAMIKAポイントヘアカラー』も販売されているので、白髪世代の人は1本あると便利です。
オーガニック生クリームシャンプー クレムドアン
商品名 オーガニック生クリームシャンプー クレムドアン
容器のタイプ タイプ
容量 300g
通常価格 8,000円
初回定期価格 1,980円
(定期期間の縛りなし)
洗浄サポート成分:ココナッツオイル
髪の保湿、しなやかさ、抗菌作用を持つ成分:ハチミツ
頭皮や髪の保湿成分:アーモンドオイル、マカダミアオイル、ひまわり種オイル
髪のパサつき改善成分:オリーブオイル、ホホバオイル、ローズヒップオイル
髪にツヤと潤いを与える成分:真珠エキス
頭皮のニオイや清潔を保つ成分:茶葉エキス、ローズマリーエキス
白髪対策成分:メリタン
育毛成分:マンダリンオレンジエキス、ダイズエキス、マグワ根皮エキス
とことん天然成分にこだわっているので、合成成分の経皮毒を心配する人や、シャンプーしながら育毛や白髪ケアの改善・予防の両方をしたい人におすすめです。
また、育毛成分も配合されているので、抜け毛が多い人や弱々しい毛が目立つようになった人にもおすすめします。
通常価格は8,000円とお高めですが、定期コースに申し込むと初回は1,980円、2回目以降は3,980円と50%の割引率。
気になる定期期間縛りもないので、まずはお得に試したい人は定期コースに申し込むのがおすすめです。
CLAYSEE SPA(クレイシースパ)ヘッド&ヘアクレンジングトリートメント
商品名 CLAYSEE SPA(クレイシースパ)ヘッド&ヘアクレンジングトリートメント
容器のタイプ チューブタイプ
容量 200g×2本
通常価格 1本 2,500円
2本1セット 5,000円
初回定期価格 2本1セット 3,980円
※2回目以降も同価格
(定期期間の縛りなし)
洗浄サポート成分:マリンクレイ&サンゴ末
保湿・髪の保護成分:7種類の海藻エキス
髪の保護・修復・保湿成分:加水分解ケラチン
ダメージ毛のpH調整成分:リンゴ酸
髪のツヤ出し成分:シアバター、オリーブ油、ホホバ油、アボカドオイル、ココナッツオイル、マルラオイル
白髪対策成分:ヘマチン
頭皮マッサージサポート成分:マリンプラセンタ®、海水ミネラル
頭皮保湿成分:ユズ果実エキス、ショウガ根エキス
頭皮クレンジングや頭皮マッサージが効果的にできる白髪改善シャンプーです。
毛穴や髪表面に付着した汚れを除去するだけでなく、髪と類似したアミノ酸組成の加水分解ケラチン配合により、髪の保護や修復、保湿作用が期待できます。
さらに、抗酸化力を持つヘマチン配合なので、活性酸素を効果的に除去します。
白髪や抜け毛が気になる人や、育毛促進できるシャンプーをお探しの人におすすめです。
専用のヘッドスパブラシは別売りですが、クリームシャンプーを頭皮と髪の隅々までなじませやすくなるので、1本あるとコスパが高まります。
VALANROSE(バランローズ)クリームシャンプー
商品名 VALANROSE(バランローズ)クリームシャンプー
容器のタイプ パウチタイプ
容量 200g×2個
通常価格 2,500円
初回定期価格 1,200円
(定期期間の縛りなし)
【VALANROSEクリームシャンプーの特徴】
植物由来の洗浄成分と天然オイルで皮脂汚れを乳化させて落とす
5種類のオーガニックオイルと7つのオーガニックエキスで頭皮も髪もウルツヤに!
高品質のダマスクローズを使用した、エレガントな香り
ニオイケア成分:チャ乾留液とカキタンニン
血流促進や健康な毛髪を保つ成分:センブリエキス、オウゴン根エキス
フケ・かゆみケア成分:カンゾウ根エキス
頭皮ケア成分:オトギリソウ花/葉/茎エキス、ザクロ果皮エキス、ダマスクバラ花油、ガリカバラ花
VALANROSE(バランローズ)クリームシャンプーの公式サイトから定期購入すると、初回1,200円で入手できます。
定期コースは2回目から解約できるので、お得に買いたい人は定期購入がおすすめです。
405クレンジングコンディショナー
商品名 405クレンジングコンディショナー
容器のタイプ ポンプボトルタイプ
容量 490ml
通常価格 4,800円
初回定期価格 4,320円(2本セット)
洗う、頭皮ケア、補修、保湿の4つのケアを1回の洗髪で!
髪のダメージを抑える成分:カモミールエキス、ローズマリー葉エキス
頭皮ケア成分:アロエベラ液汁、アボカドオイル、メントール、スイートアーモンドオイル
頭皮と髪の補修成分:アボカドオイル、加水分解シルク
頭皮と髪の保湿成分:アロエベラ液汁、スイートアーモンドオイル、ローズマリー葉エキス、プルヌスセロチナ樹皮エキス
開発者談によると、クセ毛や髪の傷みに悩まされていたのが開発のきっかけだったそうです。
当初は日本国内でサンプルを制作してもらったものの、なかなか思うようなクリームシャンプーができあがらず、3年の時を経てアメリカで完成したのが405クレンジングコンディショナーだとのこと。
クセ毛や髪の傷みを解消し、理想的な髪を手に入れたい人におすすめの白髪改善シャンプーです。
番外 白髪用ヘアカラートリートメントならLPLP
商品名 ルプルプ白髪用ヘアカラートリートメント
容器のタイプ チューブタイプ
容量 200g
通常価格 3,000円
初回定期価格 1,620円(2本セット)
5種類のカラーバリーエーションの中から髪色を選べる
髪のダメージを抑える成分:永久染毛剤(酸化染色剤)不使用
頭皮ケア成分:植物由来の天然染色料
頭皮と髪の保湿成分:フコイダン
ルプルプはクリームシャンプーではありませんが、かんたんに白髪ケアができるヘアカラートリートメントとしておすすめできます。
コームで髪に塗る、しばらく置いてすすぐだけでキレイに染まります。
市販の白髪染めと違い、手や浴槽についても水洗いするだけできれいに落ちるのでととても使いやすい。
5種類の髪色がラインナップされているので選択肢が多いのも人気です。

「クリームシャンプーを使うと白髪が減るって聞いたけど、ホント?」

「シャンプーを変えたら、白髪予防になるのかな…」
このように、シャンプー選びや白髪の悩みを抱えている女性は決して少なくありません。
実は、白髪がサイドにあるだけで、後ろ姿の見た目年齢は8歳以上も老けて見られるともいわれています。
また、白髪を隠すために白髪染めを続けていると、髪がやせたり頭皮がダメージを受けたりして、健康な髪を生み出せなくなる可能性も。
ここでは、髪のツヤはもちろん、頭皮の健康まで考えられたクリームシャンプーの解説や、おすすめの白髪改善シャンプーを紹介します。
この記事を読めば、白髪になる原因や対策、白髪に効くクリームシャンプーの基準がわかりますよ。
目次
- 1 白髪改善生シャンプー・白髪予防する生シャンプー|おすすめクリームシャンプー5選
- 2 クリームシャンプー(白髪改善シャンプー)は白髪に効果はある?口コミまとめ
- 3 白髪になる原因とは|白髪改善シャンプーや予防シャンプーを買う前の予備知識
- 4 黒髪が生えてくるメカニズム
- 5 ヘアサイクル(毛周期)について
- 6 白髪の原因は活性酸素だけではありません
- 7 (原因別)頭皮の老化に有効な対策や成分
- 8 白髪改善に特化した新成分、メリタンとは
- 9 白髪対策のために開発されたクリームシャンプー(白髪改善シャンプー)
- 10 クリームシャンプー(白髪改善シャンプー)にはデメリットはない?ある?
- 11 クリームシャンプー(白髪改善シャンプー)の使い方|白髪が減る生シャンプーの使い方
クリームシャンプー(白髪改善シャンプー)は白髪に効果はある?口コミまとめ
クリームシャンプー(白髪改善シャンプー)を実際に使った人たちは、白髪が黒髪になるなど、なんらかの効果を感じているのでしょうか?
ネット上に投稿された悪い口コミと良い口コミの両方を紹介します。
クリームシャンプーの悪い口コミ・感想

白髪と髪のパサつきが気になる50代です。クリームシャンプーは自分には合わなかったようで、特に白髪が少なくなるとかツヤが出るなどの効果は感じませんでした。

クリームシャンプーの宣伝で「洗うだけで白髪が…!」とあったので、シャンプーで黒髪になるなら、と期待して購入しましたが、白髪が黒髪になることはありません。いわゆる白髪を染めるシャンプーとはまったく違うので、私のように勘違いして購入しないでほしいです。

白髪予防にクリームシャンプーが良いと知り、約半年使い続けています。30代後半なので仕方ないのかもしれませんが、生え際に白髪がまばらに生えてきて、白髪予防にならずガッカリです…。

紫外線を浴びて髪が傷んでいたため、少しでも良くなればと思って使ってみました。自分の髪には合わなかったようで、特に白髪が少なくなるとかツヤで出るなどの効果は感じませんでした。
クリームシャンプーの良い口コミ・感想

分け目の白髪が多いので、どうしても頻繁に髪を染めていましたが、クリームシャンプーを使いはじめてから明らかに白髪の数が減ってきています!髪もしっとり柔らかい感触になり嬉しいです。

クリームシャンプーは頭皮を優しく洗い上げるので、頭皮の乾燥やフケが気にならなくなってきました。しかも、白髪の根元部分が黒髪に変化してきているので、このまま使い続ければ数年前の黒髪を取り戻せそうです。

若白髪なので月に2回はヘアマニキュアをしていましたが、黒髪が多くなってきたので今は月1回で十分になりました。もっと早くクリームシャンプーの存在を知りたかったです。

クリームシャンプーで白髪予防になれば、と思って使い続けています。職場の同僚から「なんのシャンプー使ってるの?最近、髪キレイになったよね」といわれるほど、天使の輪が出ています。

白髪は一生白いままだと思っていたのですが、クリームシャンプーに切り替えた友人から「頭皮が元気になれば黒髪が生えてくるよ!」と聞き、買ってみました。信じられないのですが、こめかみに集中している白髪のかたまりの根元が、黒髪に生まれ変わりはじめています!
白髪になる原因とは|白髪改善シャンプーや予防シャンプーを買う前の予備知識
白髪になるのは、メラニン色素が減ってしまうことが直接的な原因と考えられています。
30代も半ばになると、白髪が気になってくる人が多いようです。
年々白髪が増えていくと、「白髪になる原因さえわかれば、なんらかの対策ができるのに…」と思いませんか?
実は、白髪にはメラニン色素がほとんど含まれていない状態なのです。
まずは、髪とメラニン色素の関係から、白髪になる原因を解説していきます。
髪の色を作るメラニン色素が減少するのが原因
髪の色を決定しているのは、メラニン色素の種類と量にあります。
メラニン色素の種類は、大きく次の2つに分けることができます。
1. フェオメラニン:多く含まれるほど、赤茶色から黄色の色素が強くなる
2. ユーメラニン:多く含まれるほど、黒色から焦げ茶色の色素が強くなる
日本人の多くは黒髪なのでユーメラニンが多く含まれており、白人種に多くみられるブロンドヘアはユーメラニンが少ないのが特徴です。
また、赤毛色の髪を持つ人は、遺伝的にフェオメラニンが多く含まれています。
黒髪の場合、ユーメラニン色素の量が少なくなることが、白髪を生み出す直接的な原因です。
黒髪が生えてくるメカニズム
実は、生まれたばかりの髪にはメラニン色素が含まれていないため、真っ白なのです。
黒髪が生えてくるメカニズムをみていきましょう。
まず、髪はどこで生まれているかというと、頭皮のすぐ下にある毛根部の先端の毛球で作られています。
さらに詳しくみていくと、毛球のなかには毛乳頭があり、周辺には毛細血管が存在しています。
毛乳頭が毛細血管から栄養や酸素を取り込むと、今度は髪の元を作る毛母細胞に養分を届けます。
すると、養分を受け取った毛母細胞は細胞分裂を繰り返し、髪の赤ちゃんを生み出します。
しかし、生み出されたばかりの髪は、白いまま…。
ところが、毛根部で成長するとともにメラニン色素を受け取るため、毛髪となって頭皮から押し出されるまでには黒髪になっている、というメカニズムです。

黒髪が生まれるまでには、養分やメラニン色素が大切な要素であることがわかります。
ヘアサイクル(毛周期)について
毛周期とも呼ばれるヘアサイクルとは、髪が生まれてから抜け代わり、再び生えてくる周期のことをいいます。
ヘアサイクルは、【成長初期→成長期→退行期→休止期】を繰り返し、約4~6年がワンサイクルです。
ヘアサイクルが正常なときは髪の製造や成長がうまく回っているため、髪全体の毛量は約10万本前後で維持されています。
毎日約50~100本抜け落ちながらも毛量をキープできているのは、髪1本1本でヘアサイクルが異なるからです。
しかし、なんらかの原因によってヘアサイクルが乱れてしまうと、極端に抜け毛が増えはじめたり、抜けた毛の毛根がやせて変形したりします。
ヘアサイクルが乱れる原因
ヘアサイクルが乱れる原因はいくつもあります。
栄養不足
血行不良
運動不足
ストレス
寝不足
喫煙
飲酒
ホルモンバランスの乱れ
洗浄力が強いシャンプーによる洗い過ぎ
頻繁なパーマや白髪染め など
美しい黒髪を維持するためには、アンチエイジング対策や運動、ストレス発散など、健康的な生活を心がけ、刺激の少ないシャンプーを選ぶことが大切です。
また、頭皮の健康を維持するためにも、強い薬剤を使うパーマや白髪染めは頻繁に行わないことをおすすめします。
白髪(老化)の原因である、活性酸素に効果的な成分
なぜ老化現象が起きるのでしょうか?
老化=細胞の酸化(サビ付き)と言い換えることができます。
鉄が酸素に触れ続けていると、次第にボロボロになってしまうのとよく似ています。
細胞を酸化させる要因の1つとして、体内に活性酸素が過剰になることが挙げられます。
本来、活性酸素自体は細胞伝達や免疫機能として大切な働きを持っています。
しかし、強い紫外線や大気汚染、激しい運動、ストレス、喫煙、薬剤などにより過剰に発生すると、細胞を傷付けはじめて病気や老化などを引き起こしてしまうのです。
老化スピードを遅らせて白髪にならないようにするためには、こうした活性酸素の過剰産生をさせない生活習慣を心がけるととともに、積極的に除去していくのがポイントです。

活性酸素を除去する効果的な成分とは?
特徴などもあわせて紹介します。
炭酸
炭酸と聞いてすぐに思い浮かぶのは、炭酸が入ったジュースや酒類を割るときに使う炭酸水ではないでしょうか。
炭酸水は二酸化炭素を水に溶かして作られていますが、実は、飲むことにより活性酸素を除去する効果が期待できるのです。
ほかにも、体内の老廃物を効果的に排出するデトックス効果や、疲労回復、整腸作用促進、血行促進など、健康な身体づくりに役立ちます。
さらに、炭酸水はヘアケアや頭皮ケアにも有益です。
炭酸入りシャンプーで髪と頭皮を洗うことにより血流がよくなるばかりか、毛穴の皮脂汚れや髪の汚れを除去し、毛穴を引き締めるメリットもあります。

炭酸水を購入して自宅でもケアができますが、行きつけの美容室で炭酸ヘッドスパのメニューがあれば、ぜひお願いしてみましょう。
水素
水素は、文字通り水の素を現す元素のことで、私たちの生活に欠かせない水(H2O)は水素の化合物です。
水素はジャンルを問わず様々な形で活用されていますが、近年では美容や健康にも良いとして注目されています。
水素は病気や老化を生み出す過剰な活性酸素に働きかけ、完全な水として排出させる働きを持っているからです。
さらに、水素は水や油によく溶ける性質を持つため、水素を溶かしたお湯にじっくりと入浴することで、呼吸や皮膚から水素を取り込むことができます。
また、白髪や薄毛、ダメージといった髪の悩みには活性酸素が深く関係しているため、根本的な要因を解決するのにも効果的です。
活性酸素が過剰になると、メラニン色素を作るチロシナーゼという酵素が壊されるため、水素を取り込むことで白髪対策やヘアケア対策につながります。

ヘアケア製品としては、水素入りシャンプーやトリートメントなども販売されています。
ヘマチン
ヘマチンは、メラニンの働きの活性化や、傷んだ髪の修復に役立つ成分なので、シャンプーや白髪ケア製品などに配合されています。
ヘマチンとは、ブタなどの動物から鮮度が高い血液を抽出したヘモグロビン由来の成分で、電気分離によってヘマチンとグロビンとに分けられて製造されます。
グロビンと分離されて不安定になったヘマチンは、なにかと結合して安定を取り戻そうとする性質があるのが特徴です。
実は、髪の成分であるケラチンはグロビンと似た構造を持つため、ヘマチンは強く結合することができ、髪の修復成分として働きはじめます。
さらに、ヘマチンは抗酸化力を持っているため、活性酸素の除去による老化や抜け毛予防、育毛促進などにも役立ちます。
また、パーマ処理によって起きやすい髪の傷み予防や、パーマ液のツンとしたニオイ予防、カールの持続性などの効果も期待できます。
その他、抗酸化が期待できる成分
活性酸素を除去する成分には、上記で紹介した以外にもあります。
酸化を防ぐ抗酸化作用を持つ栄養成分として、ビタミンCやビタミンE、カテキン、カロテノイド類、ポリフェノール類などが挙げられます。
抗酸化作用を持つ食品は数多くありますが、以下のような色の濃い野菜(緑黄色野菜)や果物、ナッツ類などを食生活に取り入れて、白髪(老化)を予防しましょう。
果物:りんご、いちご、キウイフルーツ、ベリー類、柑橘類 など
ナッツ類:ごま、アーモンド、ピーナッツ など
ポリフェノール類:茶、コーヒー、紅茶、赤ワイン など
白髪の原因は活性酸素だけではありません
白髪になる原因は活性酸素だけではなく、糖質の摂り過ぎなどによる糖化や、頭皮の乾燥、血流不足なども大きく関係しています。
対策はのちほどお伝えするので、まずは、どのようなことが原因となるのかを把握しておきましょう。
糖化も白髪の原因に
糖質は、ご飯やめん類、パンなどの主食をはじめ、菓子類やジュース、果物などに多く含まれています。
菓子類は不要としても、主食となる糖質はエネルギー源として大切な栄養素です。
しかし、過剰な糖質は体内のたんぱく質などと結合して「AGE(終末糖化産物)」を増やし、細胞を老化させる「糖化」が起きることがわかっています。
活性酸素の悪影響を「体のサビ」と呼ぶように、糖化による悪影響を「体のコゲ」と表現し、健康維持や美容を阻害する現象として注目されています。
糖化を放置しておくと、肌のコラーゲンが糖化してシミやシワを生み出すばかりか、動脈硬化や白内障、アルツハイマーといった病気になるのではないか、と考えられています。
また、たんぱく質でできている髪も、糖化によってハリやツヤを失ってしまうので、糖化を起こさせない生活習慣が必要です。
健康診断でヘモグロビンA1Cの数値が高い人は、糖化が進んでいるので気を付けてください。
頭皮の乾燥も白髪の原因に
頭皮が乾燥してくると、フケやかゆみが多くなることはよく知られていますよね。
実は、頭皮の乾燥は白髪の原因になり得るのです。
頭皮が乾燥していると、弾力が失われて硬く薄くなってきます。
すると血行が悪くなるため、毛を作る毛母細胞に十分な養分が届かなくなり、弱々しい毛になったり、成長途中でメラニンを十分にもらえずに白髪になったりするのです。
さらに怖いのは、ほうれい線やフェイスラインのたるみの要因にもなり得ること。
頭皮は顔とつながっているため、硬く薄くなった頭皮が重力で下がってくることが原因です。
また、洗浄力の強い合成界面活性剤配合のシャンプーは、潤いの元となる皮脂を除去し過ぎる傾向にあるため、頭皮の乾燥を引き起こしやすくなります。
ほかにも、ドライヤーの熱、強いストレス、睡眠不足、過度な飲酒や喫煙、栄養不足、低湿度なども頭皮の乾燥を引き起こします。
血流不足も白髪の原因に
頭皮の血流不足はもちろん、全身の血流不足も老化スピードを速めてしまうので、白髪の原因となります。
血流不足の要因は、偏食や運動不足、ストレスなど、活性酸素が多く発生するような生活習慣です。
血流不足の状態が長引くと、黒髪にするためのメラニン色素を生み出す「色素幹細胞」がダメージを受け、十分なメラニンを受け取ることができません。
メラニンを受け取れない髪は、白髪となって頭皮から押し出されます。
すでに頭皮から出てきた髪は角化細胞(死んだ細胞)なので、みずから色を黒くしたり髪の傷みを修復したりすることはできません。
(原因別)頭皮の老化に有効な対策や成分
ここからは、上記で解説した原因別に、頭皮の老化を起こさせないために有効な対策や成分を紹介します。
糖化対策
一番簡単にできる糖化対策は、糖質を含む食品を摂り過ぎないことです。
そのうえで、糖化予防につながる食生活を心がける必要があります。
糖化を防ぐには、血糖値を急激に上昇させる「GI値」が高い食品の摂り過ぎに注意し、摂取回数を控えましょう。
さらに、ビタミンB1やB6を含む食品や、抗酸化成分を含む食品を意識して摂ることも大切です。
最近では、食事の食べる順番によって糖化予防ができる、と注目されています。
ご飯やパンなどの主食をいきなり食べるのではなく、まずはビタミンやミネラルを含む野菜類や、たんぱく質を含む肉や魚などから先に食べると良いでしょう。
また、カテキンなどのポリフェノール類を含む、お茶やコーヒー、赤ワインなども糖化対策に有益です。
ビタミンB1が多い食品:脂の少ない豚ヒレ肉やモモ肉、かつおやまぐろなどの赤身、豆腐、枝豆、玄米 など
ビタミンB6が多い食品:脂の少ない豚ヒレ肉やささみなどの肉類、鮭、バナナ、パプリカ、サツマイモ、玄米 など
GI値が高い食品の摂取量を減らし、ビタミンB1やB6を含む食品を意識して摂るように心がけ、効果的に糖化対策を実行しましょう。
乾燥対策
乾燥対策でもっとも大切なのは、頭皮だけでなく髪も含めて保湿すること。
そのためには、白髪改善シャンプー選びやドライヤーの使い方、保湿ケアなどが大切になってきます。
洗浄力や脱脂力が強い合成シャンプーには、「ラウリル硫酸ナトリウム」や「ラウレス硫酸ナトリウム」という、アニオン界面活性剤が入っています。
ドラッグストアなどで安く購入できるものの、頭皮が乾燥しがちな人や髪がパサつきがちな人は注意が必要です。
シャンプーを選ぶ際には配合成分を確認し、アミノ酸系シャンプーと記載されている商品を選びましょう。
また、意外と見落としがちなのが、シャンプーのすすぎ残しです。
髪の泡立ちがなくなってから、再度襟元や耳回り、生え際を意識して、頭皮と髪全体を丁寧に洗いましょう。
ロングヘアーの人や敏感肌の人は、シャワーだけでなく溜めすすぎも取り入れると、よりシャンプーの残留を防げます。
頭皮の雑菌予防としてドライヤーで髪を乾かすのが鉄則ですが、頭に近づけ過ぎて使うのはNGです。
頭から30cmほど離して使うと、ドライヤーによる頭皮や髪の乾燥を予防できます。
ドライヤーの熱から髪を守る「洗い流さないトリートメント」や、頭皮用の美容液などを活用すると、より乾燥から守ることができます。
ほかにも、空気中の湿度が低下しやすい季節や、エアコンで湿度が低い室内などでは加湿器を使い乾燥対策をしましょう。
血行不良を改善
全身と頭皮の血行不良を改善するためには、バランスの取れた食生活や十分な睡眠など、健康的な生活を心がけ、ウォーキングなどの軽い運動を習慣にしましょう。
頭皮の血行不良の改善には、育毛剤の使用や頭皮マッサージが有効です。
育毛剤は男性専用・女性専用のタイプと男女共通で使えるタイプがあるので、ご自身にあった育毛剤を選んでください。
育毛剤には血流を高める成分が入っているので、頭皮マッサージと併用することで血行不良を改善できます。
ほかにも、リラックス効果や頭部に血流を促すツボを刺激するのも効果的です。
両耳の付け根から頭頂部で交差させたところには「百会(ひゃくえ)」という、リラックス効果や疲労回復効果を持つツボがあります。
両手の中指をあて、息を吐きながら10回程度真下に押しましょう。
首筋のやや外側のうなじの窪みに位置する「風池(ふうち)」と、そこから1cmほど内側よりのやや下に位置する「天柱(てんちゅう)」も、血行促進効果があります。
親指または中指をツボにあて、数秒間押し込んだらパッと離す、を何回か繰り返して刺激を与えましょう。
頭皮の血流が良くなることで健康な毛髪育成が促されるとともに、首こりや眼の疲れも解消できます。
白髪改善に特化した新成分、メリタンとは
「メリタン」とは、メラニンの生成をサポートするアミノ酸から作られる成分で、これから生えてくる髪を黒くするとして注目を浴びています。
毛根のメラニン不足により白髪が発生している場合、メリタンが直接頭皮に働きかけることで、白髪の予防や改善に役立ちます。
メリタンは、毛根で合成されるメラニンの合成促進や、色素幹細胞を増加させる働きを持っているため、白髪の予防や改善が可能なのです。
老化によって毛根のメラニンは減少していきますが、外からメリタンを与えることで白髪を憧れの黒髪に変化させてくれるという、なんとも魔法のような成分です。
メリタン配合の白髪改善シャンプーや頭皮ケア製品などが販売されています。
白髪対策のために開発されたクリームシャンプー(白髪改善シャンプー)
たとえ頭皮から出てきた髪が白くても、毛根で新たに作られる髪を黒くすることは可能です。
白髪で悩む人には、白髪対策ができるクリームシャンプー(白髪改善シャンプー)をおすすめします。
クリームシャンプー(白髪改善シャンプー)は白髪の原因にドンピシャな成分を配合
白髪になる直接的な原因は、メラニン色素の減少であることをお伝えしました。
その主な要因としては、活性酸素が増え過ぎることによる老化です。
老化スピードを遅らせるには、過剰な活性酸素を発生させないような日常生活や、抗酸化成分を含む食品を意識して摂る必要があります。
そして、活性酸素を除去するためには、炭酸や水素、ヘマチン、ビタミン、ポリフェノールなどが有効でしたよね。
もう1つ大切なポイントとして、頭皮や髪を乾燥から守ることも白髪予防の条件でした。
実は、クリームシャンプー(白髪改善シャンプー)には活性酸素を除去する成分や、ハーブやオイルなどの保湿成分が配合されているので、白髪の原因を解消するのにピッタリなのです。

製品によっては、メラニンの働きの活性や髪の修復に役立つ、ヘマチンが配合されています。
また、製品に関係なく、クリームシャンプー(白髪改善シャンプー)には洗浄力や脱脂力の強い、ラウリル硫酸ナトリウムやラウレス硫酸ナトリウムなどの合成界面活性剤は使われていません。
クリームシャンプー(白髪改善シャンプー)は、穏やかな洗浄と頭皮ケアを凝縮させた、美髪を生み出すシャンプーだといえるでしょう。
頭皮の血行不良を改善
クリームシャンプー(白髪改善シャンプー)は泡立たない分、頭皮をマッサージするようにしてシャンプーします。
ストレスや栄養不足などでガチガチに硬くなった頭皮でも、クリームシャンプーを使うことによって頭皮マッサージが自然に行えるため、頭皮の血流が良くなって柔らかさを取り戻せます。
弾力を得た頭皮であれば、髪を生み育てる毛根に養分がしっかり届けられ、本来の健康な髪を作る力が蘇ります。
白髪染めした髪を優しくメンテナンス
強い薬剤によって白髪染めした髪は水分量が低下して、パサつきや枝毛などを起こしやすくなっています。
すでに生えている髪は死んだ細胞なので自力で修復することはできませんが、クリームシャンプー(白髪改善シャンプー)に配合された髪修復成分や保湿成分などにより、髪内部の水分量を保持することが可能です。
また、白髪染めで頭皮が乾燥しているケースでも、脱脂力が穏やかなクリームシャンプー(白髪改善シャンプー)なら、フケやかゆみなどの頭皮トラブルを優しくメンテナンスしてくれます。
オールインワンなので時短モード全開
クリームシャンプー(白髪改善シャンプー)は、コンディショナーやトリートメント成分が入ったオールインワンシャンプーです。
つまり、洗い流したあとのコンディショナーも、髪を保護するための洗い流さないトリートメントも使う必要がありません。
ご存知のとおり、健康な髪を維持するためには、きちんとシャンプーして頭皮や髪の汚れを落としてから寝るのが原則ですよね。
しかし、夜遅く仕事で帰って来た日や育児や家事でヘトヘトになった日は、「もうシャンプーする体力も時間もな~い」という人も多いのでは?
クリームシャンプー(白髪改善シャンプー)には洗浄から保湿までできる成分が配合されているため、忙しい人や疲れている人には、時短モード全開のクリームシャンプーが便利です。
クリームシャンプー(白髪改善シャンプー)にはデメリットはない?ある?
クリームシャンプー(白髪改善シャンプー)は従来のシャンプーと違い、まったく新しい洗浄方法なので、デメリットだと感じる点はいくつかあります。
まず挙げられるのは、クリームシャンプーは泡立たないのが最大のデメリットといえるかもしれません。
また、私たちはシャンプー以外の場面でも、泡で汚れを流すことに慣れているため、汚れが落ちていないかもしれない、と不安に感じるのもデメリットの1つでしょう。
さらにいえば、クリームシャンプー(白髪改善シャンプー)は通販で売られていることが多く、ドラッグストアなどであまり見かけないので、手軽に購入できない点もデメリットです。

しかし、デメリットを上回るメリットのほうが多いので、頭皮や髪を大切にする人や、白髪が気になる人などから支持されています。
クリームシャンプー(白髪改善シャンプー)の使い方|白髪が減る生シャンプーの使い方
トロ~ッとした使い心地から、「生クリームシャンプー」とも呼ばれるクリームシャンプーですが、使い方はとても簡単です。
ひとことでまとめると、クリームシャンプー(白髪改善シャンプー)を頭皮になじませ、マッサージしたら洗い流すだけ!
製品によって若干異なりますが、クリームシャンプー(白髪改善シャンプー)は次のように使います。
1. シャンプー前に、ブラシで毛先の絡まりをほぐして梳かしておく
2. シャワーで頭皮や髪に付いた汚れを丁寧に洗い流す
3. 手のひらにクリームシャンプー(白髪改善シャンプー)を取り(500円玉くらいの量)、両手のひらでなじませる
指先を使い、頭皮をマッサージしながら血行を促進するするように、なじませる(3~5分ほど)
4. 頭皮にヌメリがなくなるまで、しっかりすすぐ
タオルドライをしたあとは、ドライヤーを髪から30cmほど離して乾かしましょう。
クリームシャンプー(白髪改善シャンプー)を使うだけで、サラサラで艶やかな髪と、清潔で健やかな頭皮が手に入ります。