つむじ・はげ女と呼ばれてました・・女性の薄毛を確実に治す方法

 

女性のつむじはげ(薄毛)には、男性と違った女性特有の原因があるものです。

薄毛が気になり始めた方、薄毛の悩みがある方にとって、最も知りたいことは、その「原因」と「対策」に違いありません。

まず薄毛の「原因」について。

女性と男性の薄毛の原因には重なるところもありますが、女性の薄毛には、女性特有の原因が大きくかかわっていることも見逃せません。

そもそも女性の薄毛の原因は主に、加齢、女性ホルモンの減少、間違った頭皮ケア、ストレス、タンパク質やビタミン、ミネラルなどの摂取不足などが挙げられます。

人間の髪の毛にはもともと毛周期(ヘアサイクル)があり、一般的な女性の場合、1本の髪の毛のヘアサイクルは約4〜6年です。

髪の毛は日々つくられ、時間とともに、うぶ毛から太いしっかりとした髪の毛へと成長していきます。

それが6年ほどたつと、髪の毛は寿命を迎え、抜け落ちていきます。

そして休止期を経て、同じ毛根からまた新しい髪の毛がつくられていくのです。

正常に6年間生え続けられれば、髪の毛はしっかり成長していきますが、何らかの原因によってヘアサイクルが短くなってしまうと、薄毛が進行していきます。

 

女のつむじハゲは増えている傾向にある?

薄毛に悩むのはなにも男性だけとは限りません。

女性の10人に1人、およそ600万人が薄毛に悩んでいるといわれています。

男性の脱毛は多くがAGA(男性型脱毛症)ですが、女性でも「男性型脱毛症」に類似した脱毛症にかかるのです。

女性がかかる男性型脱毛症は「女性男性型脱毛症」(FAGA)とも呼ばれています。

 

女性のつむじハゲは男性とどう違うのか?

女性の薄毛の特徴は、髪の毛が細くなり、ツヤやコシも悪くなり、また毛の量が全体的に減ってしまうことです。

前頭部や頭頂部など特定の部分から集中的に髪が抜けて薄くなる男性型脱毛症とは異なり、女性では生え際が抜けていくことは少なく、つむじ(頭頂部)から薄毛が徐々に進行していきます。

進行が緩やかなので気がついたら、地肌が目立つようになり、薄くなっていたという人が多いようです。

しかし、男性のAGAと違って、局所的に薄毛の部分が男性ほど目立たないので、気がつくのが遅くなったり、進行して初めて薄毛に気づくというケースが多いようです。

薄毛の進み方が極端でないため、薄毛をカバーするヘアスタイルや、あるいはウィッグ、ヘアピースなどを利用して目立たないように努力している方が多く見られます。

 

女性の薄毛はつむじが目立つ

薄毛や抜け毛で悩む女性に一番多いのが、つむじや分け目の薄毛です。

シャンプーするたび、あるいは鏡をのぞくたびに薄くなっている、つむじのあたりを見て、このまま薄毛がどんどん進行するのではないかという恐怖に襲われるといいます。

つむじや分け目の薄毛は、自分でも気づきやすいので、毎日眼につき、不安から逃れられません。

更年期を迎えた中高年の方に多いのが特徴ですが、最近では、10代や20代の女性にも増えつつあります。

これは、卵巣が十分に女性ホルモンを作る力を持っていても、それをコントロールする脳からのホルモンの分泌のリズムが狂うことによると考えられます。

 

10〜30代に多いダイエットによる栄養不足

10代から30代の若い女性が薄毛になる一因として、ダイエットがあります。

過度なダイエットでは摂取カロリーの減少により、体が冷えてきます。

体が冷えると血流が阻害され、毛髪に栄養が行き届かなくなり、脱毛します。

 

40代からつむじが薄くなりやすいのがナゼか?

女性の薄毛が起こる最大の原因は加齢と女性ホルモンです。

女性の薄毛を引き起こす要因にはさまざまなものがありますが、最大の原因は「加齢」です。

実際、特別に問題のある食事や生活習慣などとは無縁で、健康的にごく普通の生活を送ってきた女性でも、薄毛に悩むようになることが少なくありません。

その原因のほとんどが、加齢(40代以降)なのです。

加齢自体は誰にも平等に起こり、誰にも止めることができないものです。

しかし、女性の場合、その加齢(40代以降)が薄毛の原因になってしまいます。

実際、女性は一般的に、更年期前後の頃に薄毛が気になり始めることが多いようです。

特に閉経すると髪の毛が細くなり、休止期に入る毛根の割合が増え、髪の毛の密度が低下してくる傾向がわかっています。

また、髪が細くなり、地肌が見えるような状態になることも珍しくありません。

 

佐々木遥
佐々木遥

では、なぜ年齢を重ねると、薄毛が起きてくるのでしょうか?

 

そこに大きくかかわっているのが「女性ホルモン」です。

女性の体内では、加齢とともに、女性ホルモンのエストロゲンが減少していきます。

これはごく自然なことですが、このエストロゲンの減少が薄毛に直結しているのです。

そもそもエストロゲンはなぜ髪にいいのでしょうか?

毛包にはER-βというエストロゲンレセプターがあり、これが毛周期に重要な役割を果たしています。

すなわち、エストロゲンが毛の成長期を持続させ、成長期にある毛を増やすのです。

マウス実験でも、このER-βが欠損していると、毛周期の退行期が早期に起きることがわかっています。

もちろん人間の女性の例を見ても、エストロゲンがいかに髪に影響しているかがわかります。

たとえば、妊娠中は毛量が増える反面、出産後には毛量が減ること。

避妊のために使用していたピルをやめると抜け毛が増えること。

さらに閉経後に脱毛症が進行すること。

また、女性ホルモンの体内での合成に欠かせないアロマターゼの抑制薬を乳がんの抗がん剤として使用すると、しばしばAGA(男性型脱毛症)が見られることなど、枚挙にいとまがありません。

このように、髪の成長と維持のためにはエストロゲンがとても重要。

エストロゲンの減少は毛の成長期から退行期、そして休止期への移行を促進し、脱毛へとつながるということです。

こうしたことから、閉経後など加齢によりエストロゲンが減少したために脱毛が進行することが多いのです。

なお、エストロゲンの分泌は30歳前後がピークと言われ、加齢とともに右肩下がりに減少します。

これは女性の薄毛が進行しやすいことをそのまま意味しています。

さらに、エストロゲンは、加齢のほかにさまざまな要因で減少します。

過度のダイエットやストレスなどが原因でエストロゲンが減少し、結果的に薄毛が進行してしまうことがあるのです。

 

つむじ・はげ女になってしまう女性の特徴

30歳代後半から減る女性ホルモンの影響

AGAの発症には男性ホルモンが大きく関係していますが、女性ではどうなのでしょう。

実は、女性の体内でも男性ホルモンが作られています。

男性ホルモンであるテストステロンやジヒドロテストステロン (DHT) が体内で合成され、毛髪に影響を与えるメカニズムは男性と同じです。

では、なぜ男性のAGAと症状が違うのでしょうか。

男性ホルモンのDHTが脱毛に影響を与えるのとは逆に、女性ホルモンのエストロゲンには、毛髪を育てる働きがあります。

そのため女性ホルモンの分泌が盛んであれば問題はないのですが、悲しいことに年齢を重ねるに従って女性ホルモンの分泌量は減少してしまいます。

女性ホルモンは、男性ホルモンの作用を抑制する作用を持っています。

女性ホルモンは、早い人では30歳代半ばごろから減少するといわれています。

それに伴って、男性ホルモンの作用が強く表れるようになり、薄毛になりやすくなります。

閉経を迎える更年期には急激にホルモンバランスが乱れて、女性ホルモンが減少し、それに加えて、DHTの作用が優位に立ってくるのです。

 

睡眠不足でつむじがはげる女が増えている

現代人は睡眠不足の人がとても多いです。私もあまり人のことはいえませんが、睡眠不足も薄毛に影響を与えます。

というのも、寝ている間に分泌される「成長ホルモン」が細胞の新陳代謝を活発にし、髪を育てるからです。

眠りが浅かったり、深夜まで起きていたりすると、成長ホルモンが十分に分泌されず、髪の毛も十分に発育できません。

 

つむじ・はげ女はストレスをかかえている

最近増えてきているのがストレスです。

若い年代でも女性型脱毛症と診断されるケースが増えています。

ストレス社会といわれる現代では、日常的にストレスにさらされているような状態です。

ストレスの影響で髪の毛が薄くなったという男性のことはよく聞きますが、いまや女性も同じようにストレスを受けて、髪に影響を受ける人が増えています。

仕事だけにかかわらずストレスは日常どのような場面でも受けることがあります。

夫婦関係によるもの、嫁姑関係によるもの、隣近所によるもの、育児ストレスなど、さまざまなものがストレスになり、薄毛の原因になります。

過度にストレスがたまると、ホルモンや自律神経のバランスが崩れ、ヘアサイクルが乱れるので脱毛してしまいます。

 

出産が終われば誰でもつむじは、はげる

妊娠すると、女性ホルモンが増えますが、出産に伴い女性ホルモンが急に減少するので、出産後に異常な脱毛が引き起こされるのです。

「分娩後脱毛症」(産後脱毛症)は、出産後2〜3カ月を過ぎるころに突然髪が抜けてしまいます。

通常、時間の経過とともに半年から1年で回復しますが、高齢出産の場合は、回復が遅れることもあるようです。

また、出産後に円形脱毛症を発症することもあります。

また、ホルモンバランスの面からは、経口避妊薬(ピル) の服用に関しても影響が大です。

ピルを一定期間飲み続けていた後に中止すると、ホルモンバランスが一気に崩れてしまい、一時的に脱毛が増えることがあります。

 

出産後の生活習慣の変化にも注意

出産後は、女性ホルモンが急に減少するため、抜け毛が増えますが、その後の生活でも、育毛に影響を与えます。

出産後の生活は常に赤ちゃんが中心となるため、出産前とは生活習慣が一変します。

夜泣きや頻繁な授乳により睡眠不足になるのはどうしても避けられません。

こうした不慣れな生活や睡眠不足がストレスとなり、女性ホルモンの分泌を不十分にするだけでなく、自律神経を乱します。

ただし、出産後の抜け毛は一時的なことが多いのが特徴です。

ホルモンバランスはやがて元に戻るので、抜け毛も自然と解消されます。

しかし、抜け毛のショックがストレスとなり、それが原因となって抜け毛が増える、という悪循環もあります。

「出産後の抜け毛はだれにでもあるんだ」というふうに楽な気持ちをもっておくとよいでしょう。

授乳の時間を調整すれば、生活にリズムをつくることもできます。

自律神経のバランスを整えるためには、昼と夜の生活をできるだけ逆転させないことです。

赤ちゃんの不規則なペースによって自分の食事がおろそかにすると、ヘアサイクルが乱れてしまいます。

 

食事の影響で、つむじがはげる女が増えている

つむじがはげる女性は、自覚なく偏食している人が多いのが実態です。

具体的にはタンパク質、ビタミン、ミネラルなどが不足しがちで、パスタやパンなどの炭水化物が中心の食事が薄毛の原因のひとつとなっていると考えられます。

髪のためにも、偏った食生活に陥らないように注意してください。

 

つむじがはげている女はタバコ禁止!お酒にするなら・・

タバコやお酒などの嗜好品は薄毛に影響するのかどうかも、気になるところです。

まず、タバコは髪の毛によくないと断言できます。

喫煙は末梢血管を中心に血管を細くし、血流を低下させます。

血流の断絶は細胞の死につながるため、頭皮の細胞にもよい影響はありません。

また、喫煙によって女性ホルモンのエストロゲンの産生抑制も起こってしまいます。

さらに、タバコは活性酸素を生み出して、毛根を包む組織である毛包での微小な炎症を引き起こすうえ、タバコそのものに含まれている毒素が毛包の細胞を直接攻撃することもわかっています。

このように、タバコの薄毛への悪影響は大。

薄毛が気になるならば、喫煙の習慣はすっぱりとやめるべきです。

一方、適度なお酒は、逆に血管を拡張させる作用があるので、髪にとってはよいと言えます。

特に、赤ワインはよいかもしれません。

赤ワインなどに含まれるポリフェノールには、薄毛の原因とされ、加齢とともに蓄積する活性酸素を、体内から取り除いてくれる作用があるからです。

 

紫外線はつむじのはげた女の大敵!対策はこれ

「紫外線は髪に悪い」と考え、日頃から帽子や日傘を使っている女性も多いようです。

確かに、皮膚の表皮を形成する角化細胞(ケラチノサイト)自体が紫外線に反応すると、活性酸素を出す危険性があります。

その結果、ケラチノサイトに近接している毛包を含めて周囲全体で炎症と繊維化が起こり、脱毛症を引き起こすのではないかと推察されているのです。

外出時の帽子や日傘などで、なるべく紫外線から髪を守るようにしましょう。

 

ポニーテールなど髪の毛を引っ張ること

これは「牽引性脱毛症」といって医学的にちゃんと名前があります。

ポニーテールなど髪の毛を強く引っ張る状態が続くと、引っ張られた部分が薄くなってしまうものです。

かつて日本髪を毎日ゆっていた時代は薄毛に悩む女性が多かったそうです。

もちろんたまに行う分には問題ありませんが、常に強く引っ張ってまとめる髪型をしている人は気を付けてください。

最近問題となっているのが、エクステです。手軽に髪の毛の長さやボリュームを出せるということで人気のエクステですが、髪の毛の根元の部分に貼り付けるため、地肌に与える負担は少なくないはずです。

また牽引性脱毛症とはちょっと違うのですが、同じ「分け目」をずっと続けているとその部分が薄くなってしまうことがあります。

分け目は適宜変えた方がいいでしょう。

 

「白髪の人は薄毛にならない」は本当?白髪と薄毛の関係とは

よく「白髪の人は薄毛にならない」などと言われます。

しかし、これは医学的根拠のない俗説に過ぎません。

薄毛と白髪に関連はなく、白髪でも薄毛になる人はたくさんいます。

そもそも白髪は、毛幹(頭の表皮から上に出ている毛)の色素喪失ですが、その仕組みは完全には明らかになっていません。

加齢によって毛包から髪に色を与える色素細胞(メラノサイト)の働きが失われることが原因ともされ、そこには活性酸素の影響があるといわれます。

色素細胞は毛包の中に10年以上もとどまり、髪の毛に色素を与えるため活発に活動することで、活性酸素を大量につくり出すとされます。

この活性酸素を除去する能力が加齢とともに衰え、自分でつくり出した活性酸素自体によって色素細胞は衰えてしまうといわれているのです。

活性酸素が蓄積すると、がん化する危険性があるため、生体の防御反応として色素細胞自身が「細胞の死(アポトーシス)」を自ら選択しているとも考えられています。

その結果、白髪が増えるというわけです。

ちなみに、タバコを吸う習慣がある人のほうが、喫煙の習慣がない人よりも白髪が多いという事実があります。

これも喫煙によって生まれる活性酸素の影響があると思われます。

白髪が増えていく経緯としては、男性はこめかみやもみ上げから白髪が始まり、女性は生え際の毛から白髪が増え始め、頭頂→側頭部→後頭部の順番で広がっていく傾向にあります。

 

シャンプーのしすぎは、薄毛を促進させる

特に若い女性に多く見られるのが、洗浄力の強いシャンプーを継続的に使ったり、日に何度もシャンプーをしたりすることです。

あまりシャンプーをしすぎると、頭皮に必要な皮脂までも洗い流してしまい、脱毛します。

シャンプーは1日1回としておきましょう。

今では「髪によい」とされるさまざまな成分を含んだシャンプーやトリートメントも多く存在し、どれを選ぶべきか迷うほどです。

たとえば、「ケラチン」。

ケラチンは毛髪を構成する重要なタンパク質なので、実際にそれがシャンプー類に入っていれば髪との相性はよいでしょう。

一方、最近はノンシリコンシャンプーも支持されています。

「ノンシリコン」という言葉から、なんとなく「シリコンはよくない」というイメージができ上がっていますが、じつは「シリコン」自体は悪い成分というわけではありません。

シリコンには、髪を洗うときに、髪の摩擦を軽減してくれる効果があります。

そのため髪が長い女性などはシリコン入りのシャンプーのほうが適している場合もあります。

 

パーマ、カラーリングは女性のつむじに良くない?おすすめはこれ

 

薄毛が気になる女性は、パーマをかけて毛をふんわりと立たせ、薄毛を目立たなくしようとすることも多いものです。

しかし、パーマの薬剤は強いので、過度にかけていると髪が傷み、脱毛してしまうこともあります。
そのためパーマのかけすぎは禁物です。

同じくカラーリングも薄毛に悩む人にはあまりおすすめできません。

一般的なカラーリングで使用されているヘアダイは、髪のメラニン色素を分解し脱色したうえで、色素を入れます。

このようなヘアダイの染毛剤は化学薬品や人工着色料などの成分でできており、頭皮に刺激を与え、ときには炎症も引き起こします。

そのため、特に20代前半の女性の場合は、ヘアダイが薄毛の大きな原因とも考えられているのです。

また一般的な白髪染めもヘアダイの一種のため、頭皮、毛根へのダメージは同様にあります。

それでも、やはり髪の色でおしゃれを楽しみたい方、白髪が気になる方のカラーリングにはヘアマニキュアをおすすめします。

ヘアマニキュアは髪の内部ではなく、表面だけを染色する、半永久染毛料です。

持続性は1カ月程度と短いのが欠点ですが、頭皮への影響はあまりなく、薄毛の要因にはほとんどなりません。

 

<つむじハゲが治るまでの隠しかた 薄いつむじをカバーする髪型

つむじの薄毛は分け目でカバー

アップスタイルで目立たなくなる

ショートスタイルにすればわからなくなる

フルバングでなかったことにしてもらえる

アップバングはつむじの薄い部位を消してくれる

ドライヤーをひと工夫するとつむじハゲは消滅

つむじハゲは本日終了、女性の薄毛を確実に治す方法

つむじハゲが回復するまでの期間

薄毛の進行度合いによりますが、専門のクリニックで診療を受けたとしても効果を実感するのは早くて3ヶ月と言われています。

 

生活スタイルの改善や、各種育毛アイテムを使っても、つむじの薄毛を解消するのは、3ヶ月から6ヶ月くらいはかかります。

 

つむじハゲが回復する食事とは?

髪の毛を育てるにはタンパク質が不可欠。

「ワカメやひじきなど海藻類を食べると髪が黒々と丈夫になる」……。

すでに常識のように語られる、薄毛にまつわる話の数々があります。

つい信じてしまいがちですが、それらは本当に正しいのでしょうか。

ワカメやひじき、昆布など、黒い海藻類が黒々とした髪の毛のイメージと重なるうえ、海藻類に含まれるヨードやミネラルが髪によいというのが、この説の根拠でしょう。

確かにヨードやミネラルは髪の毛がつくられるときに必要ですし、体のためにも大切な栄養素です。

ただし、それらを含む食物を摂取したからといって、髪の毛が丈夫になったり、増えたりすることはありません。

それよりも、しっかりと摂取したい栄養素はタンパク質です。

人間の体はすべてタンパク質からできており、それは髪の毛も同じです。

そのため、過剰なダイエットで肉や魚を食べなかったり、偏食のために避けたりするのは薄毛対策としてもNG。

タンパク質をきちんととらないと薄毛の原因になってしまいます。

ビタミンもミネラルも、タンパク質も必要だということは、つまり食生活においては「バランスのいい食事」が大切だということ。

当たり前のことですが、薄毛対策としても、いろいろな栄養をきちんと、まんべんなくとることが基本なのです。

 

ストレスを解消してみよう

精神的ストレスは薄毛にも厳禁。髪への悪影響はこれほど大きい。

「ストレス」も現代を生きる女性にとって避けて通れない問題です。

ストレスはホルモンバランスを乱すのみならず、薄毛にも非常に大きな悪影響を及ぼします。

まず知っておくべきことは、ストレス自体が薄毛の直接的原因になるとはいえないということです。
しかし、ストレスが薄毛につながる理由はじつにさまざまあります。

ひとつは、ストレスホルモンによる影響です。

人間に精神的ストレスがかかると、副腎皮質からコルチゾールなどのストレスホルモンが分泌されます。

それにより、いわゆる体を錆びさせる活性酸素が発生し、それが髪の毛の成長にもダメージを与えるのです。

また、ストレスがかかると、女性ホルモンのエストロゲンが減少してしまいます。

「ストレスで生理が止まる場合がある」ことは、女性なら耳にしたことがあるでしょう。

エストロゲンは毛の成長期を持続させ、成長期にある毛を増やすため、エストロゲンの減少はダイレクトに薄毛を進行させることがあります。

ストレスの悪影響はまだあります。

これは二次的な要因ですが、ストレスがあると不眠がちになり、睡眠不足となることが珍しくありません。

成長ホルモンは睡眠中に最も分泌されるので、不眠がちであるとその分泌が低下して、髪の成長も鈍ってしまうのです。

以上のように、直接的ではなくともストレスは髪にとっても大敵です。

 

つむじのはげを解消するシャンプー

一般的なシャンプーには「髪によい」とされる成分のほかにも、防腐剤などの化学物質が多量に含まれています。

シャンプーボトルの成分表示を見ると、その数たるや驚くほどです。

ただし、シャンプーで一番大切なのはシャンプー選びではなく、シャンプーの方法です。

つまり、シャンプーをするときに爪をたてないようにして、頭皮を傷つけないこと、また、しっかり洗い流すことです。

 

「シャンプーは毎日するもの」はウソ!!洗いすぎが薄毛の原因にも

「シャンプーのしすぎがよくない理由は、まず頭皮の皮脂を取りすぎてしまうことです。

皮脂がたまりすぎるのは薄毛にもよくありませんが、皮脂を取り去りすぎると、よけいに皮脂が生産されてしまいます。

あぶらとり紙などで顔の脂を取りすぎると、必要以上に脂が出てしまったり、ニキビで悩んでいる方が、ニキビ菌の繁殖を抑えようとして顔を洗いすぎることが、さらにニキビの悪化の原因になったりするのと同じく、よかれと思ってしていることがかえって悪循環を招いているのです。

そのように皮脂が次々と生まれ、皮脂腺の活動がさかんになると、毛髪をつくるために使われるべき栄養までが皮脂腺に奪われてしまいます。

これが、シャンプーのしすぎが薄毛によくない理由です。

さらに、シャンプー成分の防腐剤などによって頭皮の常在菌までが殺菌されすぎるのも、毛髪のためにはよいことではありません。

常在菌はを弱酸性にして、カビや雑菌を防ぐ役割があります。

その常在菌がなくなりすぎるとカビが繁殖し、脂漏性皮膚炎という頭皮の炎症が起きることもあります。

それが薄毛の原因になることもあるのです。

それに加えて、シャンプーをしすぎると、頭皮の内部の水分が失われてしまう危険性があるのも問題です。

頭の皮膚の一番表面にある表皮は、皮膚内部の水分を保持する機能を担っています。

ところがシャンプーをしすぎると、シャンプー剤に含まれるさまざまな化学物質や、指による物理的な摩擦によって、表皮が破壊されてしまうことがあるのです。

そうなると皮膚内部の水分が失われ、乾燥してしまいます。

そもそも細胞の成長や増殖には水分が絶対に必要。

そのため、水分が失われた頭皮内部では毛根が成長できず、薄毛の原因となってしまうのです。

「毎日シャンプーしなければ、髪が不潔になり、ひいては薄毛につながる」というのが常識になっていますが、そもそもこれがウソなのです。

 

少なくとも、肌に合わないシャンプーは使わないこと。

シャンプーで頭皮が赤くなったり肌荒れを起こしてしまった場合、悪化すると脂漏性皮膚炎になり、それが薄毛の原因になることもあります。

シャンプーをオーガニックなものや石鹸シャンプーに変えたりすることで、改善できるでしょう。

 

薄毛を解消してくれるドライヤーとは?

シャンプー後には、何より髪をしっかり乾かすことが重要

シャンプー後の髪の手入れはどのようにすべきでしょうか。

お湯だけで洗うにしても、シャンプーを使うにしても、洗髪したあとは必ずしっかりと髪を乾かすことが重要です。

その理由は主に2つあります。

まず1つめの理由は、髪は浸透性が高く、水を吸収して膨張することにあります。

膨張した髪は乾いた髪と比べると、髪をとかすときに摩擦がかかりやすくなります。

そのためダメージを受けて、抜け毛の原因になってしまうのです。

2つめの理由は雑菌の繁殖です。

髪や頭皮を湿ったまま放置すると、蒸れて雑菌が増えてしまいます。

濡れた髪や頭皮のように湿気がある空間では雑菌が増殖しやすくなるからです。

こうして増えた雑菌は皮脂をえさにして増加します。

そのせいで一時的に皮脂が減ると、体はよけいに皮脂の分泌を活発に行うため、結果的に皮脂が過剰分泌されてしまいます。

先のシャンプーの悪影響の項でもお話ししたように、皮脂の過剰分泌は薄毛の原因になります。

洗髪後、タオルドライしたあとはすぐにドライヤーを使って、しっかりと髪を乾かしましょう。

ただし、ドライヤーの高温は髪にとってよくありません。

なるべく髪から距離を離して当てるようにしてください。

朝、髪を整えるときや、入浴前などのタイミングで、プラッシングもしっかりすることがおすすめです。

そもそも現代のように頻繁にシャンプーをする習慣がなかった時代は、人は今よりも熱心にブラッシングをして、髪を清潔に保つようにしていました。

ブラッシングは、髪や頭皮についたほこり、汚れを落としてくれるだけでなく、頭皮にとどまっている皮脂を毛先にまで行き渡らせることで、髪の毛に潤いを与えてくれるのです。

「ブラッシングをすると髪が抜けそうで……」と気にする方もいるかもしれませんが、その心配はありません。

ブラッシング程度で抜ける髪は、すでに死んでいる髪。

それはヘアサイクル(毛周期)の中で休止期にあたる髪です。

休止期に入り、すでに死んだ髪も約3カ月は頭皮に生えたまま残るもの。

ブラッシングで抜けるのはそういう髪だというわけです。

抜け毛を気にするよりも、まめにブラッシングをしてあげるようにしましょう。

 

女性ホルモンを調整

女性の大好きな焼肉とスイーツが薄毛に効く?

薄毛を引き起こす可能性もあるストレスを解消するために、じつは多くの女性が好む「肉」と「砂糖」が効くといわれています。

ひとがストレスを感じると、脳内でストレスに対抗するために、神経伝達物質である「セロトニン」と「ドーパミン」が分泌されます。

これらが増加すると気分が高揚し、元気になります。

セロトニンはトリプトファン、ドーパミンはチロシンから生成されますが、これらはともに必須アミノ酸で、食事から摂取する必要があります。

しかも、どちらも肉類のタンパク質だけに含まれるアミノ酸であり、魚介類や豆類には含まれないため、肉類から摂ることがおすすめです。

また、とくにトリプトファンからセロトニンを作るにはブドウ糖が不可欠。

脳内にブドウ糖を最も効率よく供給できるのは「砂糖」であり、つまりスイーツ類なのです。

ストレスを感じているとき、「焼肉」や「スイーツ」を食べたくなるという女性も多いようですが、それは本能的に女性ホルモンの減少を察知しているからかもしれません。

 

「太っている女に薄毛が多い」は真実? 適度な運動習慣を!

 

一般的に「太っている人には薄毛が多い」というイメージもあるかもしれません。

もちろん肥満の人すべてが薄毛であるわけではありませんが、私の経験から言っても、その傾向は強いように思います。

体質やカロリー過多、運動不足、肥満が原因で生じた糖尿病患者では糖代謝が正常に機能しておらず、血中のインスリン値が高くなりますが、肥満の方も、糖尿病と診断される前であっても、インスリンの効き目が悪くなり、血中のインスリン値が高くなります。

インスリン値が上昇すると、肝臓での性ホルモン結合タンパク(Sex hormone-bindingglobulin、以下SHBG)の生成が抑制されます。

一方、血液中のテストステロン(男性ホルモン)はSHBGとなるべく結合した状態で存在しており、それと結合していないテストステロンは遊離テストステロンと呼ばれます。

この遊離テストステロンが多いと、薄毛の根本的な原因となるジヒドロテストステロン(DHT)が多くなり、そのために薄毛が進行してしまうのです。

つまり、わかりやすく整理すると、次のような論法になります。

 

「太っている=血中インスリン値上昇=SHBG低下=SHBG結合テストステロン低下=遊離テストステロン上昇=DHT上昇=薄毛」

 

これは男性に限ったことではありません。

女性にもテストステロンはありますので、女性の薄毛の論法としても言えることなのです。

これが、肥満が薄毛に影響する仕組みと考えられています。

また、太っていると栄養が脂肪細胞のほうに多く行き渡ってしまい、髪をつくるほうにまで栄養が回らないという事態にもなりがちです。

そのことも太っていると薄毛につながりやすい原因のひとつでしょう。

このように肥満が薄毛に影響するとなると、運動不足も間接的に薄毛につながりかねません。

ちなみに筋トレや有酸素運動は成長ホルモンの分泌を活発にするので薄毛解消に効果があると考えられます。

 

貧血は薄毛につながることも。貧血を改善する生活を心がけて

女性に多い健康の悩みのひとつに貧血があります。

貧血は、医学的には血液中のヘモグロビン濃度、赤血球数などが減少していることを指します。

まず、血液中の赤血球が減ると、酸素運搬機能が低下するため代謝効率が悪くなり、結果的に、細胞の成長が鈍化します。

毛根では髪の成長が鈍化して、結果的に薄毛になる可能性があります。

ただ、薄毛にも悩んでいる貧血患者の貧血を治療しても、薄毛のほうは改善しないという事実もあり、貧血そのものが脱毛症を起こしているかどうかは、定かではありません。

そもそも貧血の人はタンパク質やビタミンなどの栄養不足であることが多いため、それが薄毛に影響しているとも考えられます。

その点も注意が必要です。

 

紫外線対策

お顔のUVケアは気を付けていても、頭皮のUVケアは意外と盲点になっているのではないでしょうか。

紫外線は当然毛根、頭皮にもダメージを与えます。

髪の毛があるからと油断しがちですが、夏場は頭皮もしっかり日焼けしてしまっています。

日差しが強い日は頭も日傘や帽子などでガードしましょう。

 

つむじハゲをケアするクリニックの選び方

 

佐々木遥
佐々木遥

医療機関を訪ねるならば、薄毛治療を得意とするクリニックを選びましょう。

 

皮膚科でも治療を扱っているところはありますが、じつは薄毛治療に積極的でないことがほとんどです。

保険医療機関で処方できる薬には制限があり、結果的にあまり効果がないことも多いのです。

一方、薄毛の治療に当たっている医師のすべてに、必要な知識や情報、技術が行き渡っているかといえば、それも疑問です。

そもそも日本の女性の薄毛治療は世界でも遅れを取っているのが現実です。

では、薄毛治療を考えたときに、よいクリニックを選ぶためのポイントをお教えしましょう。

これは薄毛治療に限りませんが、クリニックのホームページできちんと情報の提供や開示がなされていることが、まず大切です。

たとえば、次のようなことがちゃんと掲載されているか確認するようにしましょう。

 

・医師の名前、顔写真、経歴など
・脱毛症の詳しい解説
・治療メニューと、その詳細(成分、効果など)
・症例写真
・具体的な料金表

 

こうした情報がホームページに明記されていれば、まずはおおむね安心といえるでしょう。

 

逆に、もしもこうした情報が開示されていないとすると、何か怪しい部分、隠したい部分があるためと考えたほうがいいかもしれません。

 

実際、ネット上には、信頼できそうにないクリニックの情報があふれているので、注意するようにしてください。

 

つむじの薄毛は女性の場合、病気の可能性も・・

 

薄毛の治療で注意したいことは、背後に病気が潜んでいる場合です。

 

特に円形脱毛症の場合は他の病気が原因で、脱毛が起きるケースがあります。

 

その場合は病気の治療をしないと円形脱毛症も治りません。

 

脱毛を起こしやすい病気としては、甲状腺の病気や膠原病、梅毒などがあります。

 

ですからクリニックでは円形脱毛症では必ず血液検査をして、背後に病気がないかを確認しています。

 

クリニックが苦手なら育毛剤を

女性には使えない男性用の育毛剤

男性は男性ホルモンを多く持っているため、脱毛症の遺伝子を持っていれば生活習慣にかかわらず薄毛になりやすくなります。

対して女性は、極端なダイエットやストレス、過度のシャンプーなどの間違ったヘアケアなどが原因で起こることが多いものです。

これらは、女性の意志によって改善することができるため、生活習慣を見直すことで薄毛の改善が期待できます。

薬局のヘアケアコーナーには、女性の薄毛を対象にした商品が数多く並び、女性専用の育毛剤が次々と発売されています。

女性は男性と比べ男性ホルモンが少ないためか、育毛効果が男性よりも出やすいといわれていますが、そんなことはありません。

女性ホルモンが減るということは薄毛の原因としては重大です。

乱れたヘアサイクルを正常な状態に戻すには、やはり体の内面から改善していかなければならないのは、男性の場合と同じです。

AGAの治療薬に内服薬の「フィナステリド」(商品名・プロペシア)や「デュタステリド」(商品名・ザガーロ) などがあります。

しかし、この薬は女性の治療には用いることができません。

妊娠中あるいは妊娠しているかもしれない女性が「フィナステリド」などを服用すると、胎児の外性器が正常に発達しなくなるおそれがあるからです。

そして副作用のことだけでなく、「フィナステリド」を女性に使って有効だったというエビデンスも得られていません。

また、男性用の治療薬として知られる「ミノキシジル」(商品名・ロゲイン、リアップ)はどうでしょうか。

「ミノキシジル」を配合した外用薬には、男性用と女性用とがあります。

違いは、「ミノキシジル」の濃度です。

日本では1%のミノキシジル外用薬 (商品名・リアップレディ)が女性用として市販されていますが、従来アメリカでも2%の女性用の外用薬(商品名・女性用ロゲイン)が一般的に使用されていました。

女性は男性より濃度が低くても、十分な発毛効果がみられるため、男性用に比べて女性用の外用薬は濃度が低くなっています。

「ミノキシジル」の含有量が多いほうが効果ありそうだからといって、男性用を使用しないように気をつけましょう。

高濃度の「ミノキシジル」を使うと、体毛が濃くなる、ムダ毛が生えるなどの副作用があることも。

「ミノキシジル」は本来が血管を広げて血圧を下げる薬なので、心臓疾患、高血圧、低血圧などの人は服用するには注意が必要です。

必ず医師に相談して使用するようにしましょう。

また妊娠中や授乳中、ガンなどの治療中の場合は、使用は勧められていません。

 

まとめ はげ薄毛の悩みが解消されると世界がバラ色に

一度乱れてしまったヘアサイクルを自然に戻すことは難しく、正常に戻すためには専門的な知識が必要となります。

 

早めの治療がベスト。

 

佐々木遥
佐々木遥

でも何歳からでも「手遅れ」はない!

 

さて、薄毛治療は一日も早く始めることが望ましいですが、何歳から始めても「手遅れ」ということはありません。

 

特に女性の場合、薄毛治療に難しさはあるものの、一方で、効果が出やすいのも事実です。

 

男性の薄毛は頭がつるつるの状態になってしまうこともあり、そうなると治療が非常にむずかしいですから。

 

この記事を書いた人
佐々木遥

毛髪診断士、管理栄養士、フードコーディネーター
1984年生まれ。さいたま市出身。2児の母。
大妻女子大学管理栄養士専攻コースを卒業後、管理栄養士資格を取得。
健康食といわれる和食の利点を活かしつつ毛髪効果のある「和料理」を提唱する。趣味はマンガ(ワンピース)。

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